「掉尾の一振」となるか?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -23.90 @17,528, NASDAQ -7.51 @5,041)となった。ドル円為替レートは120円台前半。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,557に対して、下落銘柄数は277となった。騰落レシオは80.05%。東証1部の売買代金は17689億円。昨日よりは少し売買代金が増えたが、その主役となったのは郵政3社だった。本日の大引けでTOPIX連動ファンドが郵政3社を組み入れざるを得ないことを見越して、先回りして買っていた投資家が利益確定の売りをぶつけてきた。3社とも下げたが、この3社だけで東証1部の売買代金の約8%を占めるほどの賑わいだった。私は郵政3社の株価に対しては良くて横ばい、現実的には時間の経過とともにジリ貧となると見ている。どうやってEPSを持続的に高めていくのかストーリーが見えてこない、つまり、その稼ぐ力に疑問を抱いているからだ。

米国株は小幅安となったが、TOPIXも日経平均も続伸し、10日移動平均線を回復した。明日は大納会。「掉尾の一振」(とうびのいっしん)が期待されている。
 

TOPIX +14 @1,543

日経平均
+109

@18,982


33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、建設(3位)、その他製品(4位)、空運(5位)となった。


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