相場は特に解説すべきことがないので、今日は久々原油ネタ。本日、サウジアラビアで原油相場の大幅下落を踏まえ、今後5年間にわたる国内向けガソリン価格の値上げや水道・電気料金の引き上げ及び補助金減額が実施されましたヽ( ・∀・)ノ↑age↑
日本では原油安の恩恵を受けてガソリン価格が大きく下がり始めていますが、なんとサウジではガソリン価格が1.5倍に引き上げられており、国民の不満が高まることは想像に難くありません。
すでに一部ではレンティア国家の崩壊も囁かれており、今後の動向には注意する必要があるでしょう。ちなみに、レンティア国家とはレント収入(天然資源といった外生的で非稼得性の高い収入)に依存する国のことで、国民にサービスを無償提供することによって国民の忠誠を買い、絶対君主制を維持しているとされていますc⌒っ *・∀・)φ...メモメモ
まぁサウジでは医療費や学費に加え多くの公共料金がほとんど無料状態でしたし、成人すれば政府から住宅が貰えるといったニート推奨の神国家だったので、今後引き締めが続けられれば好き勝手やってきた王族へのヘイトは避けられず、いずれはフランス革命のように・・・といった見方があるわけです。
気になる原油の話は後ほどまとめるとして、いつものように昨日から今日にかけてのドル・円相場を振り返っておくと、昨日(28日)の東京市場はは、1ドル=120.00〜120.50円台で反発しています。週明けのこの日はドルを買い戻す動きが優勢で、日経平均の上昇もあり上値を伸ばす展開となりました。
海外市場は、1ドル=120.20〜120.60円台で右肩下がりの値動き。欧州市場では、序盤に高値をつけたものの、株価や原油が下落したことで反落。NY市場でも、原油安からの株安が続いており安値をつける場面もありました。
今日も狭いレンジでの動きが続いており、基本的には株価や原油の影響を受けながらの展開ではあるものの、来週までは値動きが限られそうです。ただ、もちろん短期筋からの売り仕掛けには警戒しておきましょう。
てなわけで、今日はサウジアラビアを中心としたレンティア国家の将来について考えていきたいと思います(`・ω・´)ノ
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