NY原油急落、126ドル台=1カ月半ぶり安値
7月22日23時22分配信 時事通信
【ニューヨーク22日時事】22日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドルが対ユーロで上昇に転じたことをきっかけに売りが優勢となり、約1カ月半ぶりに1バレル=126ドル台に急落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物は午前10時05分現在、前日終値比4.26ドル安の126.78ドル。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000212-jij-int
この後また少し反発していますが、トレンドとしてみれば、下だと私は思います。
これだけ上昇していたのですから、今までの買いの中にはレバレッジによる資金が入っていたり、上がるから買うという本来の需要とは別の投機資金が入っていたりするものです。
しかし石油への需要は世界経済への不透明感が増すに連れ、現象の気配が濃厚になり、日本に置いては自動車離れが明らかになり、完全に石油需要が減っています。
こうなってくると今までの投機資金が売りに回るのは明白であり、今度の買い手は出来るだけ安く買おうと、買いを渋るようになります。
これが一層下落に拍車をかけることと思いますよ。
現在の日本の新興市場のような、実態とはかけ離れた安値水準にまで落ち込む可能性も、私はあるかと考えております。