半値戻しをたった2日で達成した

優利加さん
優利加さん

FRBはFOMCにて政策金利であるFF金利の誘導目標を0~0.25%から0.25%~0.50%へ引き上げることを決めた。リーマンショックによる金融危機を乗り切るために導入された事実上のゼロ金利政策を9年半ぶりに解除することになる。利上げするのかしないのかとう不透明感が払拭され、昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA
+224.18 @17,749.09, NASDAQ +75.77
@5,071.13)。ドル円為替レートは122円台半ばの円安方向へ動いた。これを好感して、日本株全般も大幅続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,589に対して、下落銘柄数は251となった。騰落レシオは92.30%。東証1部の売買代金は2兆7809億円。

昨日のFOMCで9年半ぶりにゼロ金利解除されることが決まり、不透明感が払拭されたことで米国株が大幅高となった。これを受けて、TOPIXも日経平均も大幅続伸し、10日移動平均線を回復した。昨日は「振り分け線」で反発しており、今日は大きくギャップアップして大幅続伸した。12月1日高値から12月15日安値までの下げ幅の半値戻しをたった2日で達成した。しかし、長い上ひげを引いたほぼ寄引同事線となったので、目先ではこれ以上の上値追いは躊躇っている。したがって、特に強い買い材料がまた一つ出てこなければ、リズム的には明日は調整すると見ているが、どうなるか?

TOPIX
+24 @1,565
日経平均 +304円
@19,354円

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、不動産(2位)、食料品(3位)、陸運(4位)、保険(5位)となった。


優利加さんのブログ一覧