FOMCと金融政策決定会合の結果待ち

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反発した(DJIA + 103.29 @17,368.50, NASDAQ +18.76
@4,952.23)。ドル円為替レートは120円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が182に対して、下落銘柄数は1,683となった。騰落レシオは82.69%へ急落した。東証1部の売買代金は2兆2806億円。

米国株は反発したが、TOPIXも日経平均も大幅続落した。16日の米国FOMCの結果発表を控えて手仕舞い売りが出ているところへ、さらに売りを助長する材料があった。アップルのiPhoneの販売が減速するとのモルガンスタンレーのレポートが米国で発表された。これにより、アップル関連銘柄とされる村田製作所やTDKをはじめとする電子部品銘柄の多くが売り込まれた。ただ、これらの銘柄は9月~10月の底値から20%以上上げている銘柄が多く、絶好の利食い売りの口実になったとも言える。日経平均は12月に入ってから1,100円以上下げている。9月29日安値@16,901円から12月1日高値@20,012円の反発に対して半値戻しは18,457円となるが、もう100円ほど下げると半値戻しになる。短期間でこれだけ下げると、通常なら明日は反発しそうだが、今週はFOMCと日銀の金融政策決定会合という大きなイベントを控えているので、腰の入った買いは引っ込んでしまうかも。

TOPIX
-25 @1,503
日経平均 -318円
@18,566円

33業種すべてが下落する全面安となった。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、その他製品(2位)、銀行(3位)、海運(4位)、機械(5位)となった。


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