私の現状の投資状況は含み損が多く、今後株価が下落しても、買い増しは僅かで、逆に損切りの誘惑に悩まされます。そこで損切りの誘惑に負けない為に前向きに物事を考えるようにしました。(ここまでは前々回のブログと同一)
此の度の日経225先物株価の暴落の原因はFOMC前後の動向不安、原油安、円高、消費税軽減税率に関する与党内の対立、COP21協議難航、中国・新興資源国の株安・経済不安、中国船の尖閣近海での連日の領海侵犯、テロの懸念、その他などでリスク回避が急速に高まったものと考えられます。
素人考えですが、COP21で予想に反し温室ガス削減案に関し全ての国の合意が得られました。
今後はこれを契機に各国の協調と結束が高まり、過度な原油安、通貨安競争、ウクライナ・中東での武力紛争、中国の海洋進出による近隣諸国との対立
等が収束に向かい経済制裁も無くなり、世界経済が回復に向かう可能性が高いものと考えられます。
よって今後の株価は短期的にはどうなるか解りませんが、中長期的には当面は上昇するものと考えます。(来年春までに6月又は8月の高値を越える)
政府には継続して日・中、日・韓及び日・朝、日・露の関係改善に最大限の努力をされることを希望します。関係改善が進展すれば、国内外の投資家の信頼が回復し、設備投資・消費マインドは良化するものと考えられ、日本は繁栄するものと予想します。近隣諸国とは友好外交で、共存共栄を目指すべきだと思います。
追伸(前回と同一)
今後の日本株価が短期的にはどうなるか全く解りませんが、中長期的には異次元の金融緩和の影響(高く評価している訳では無い)でほぼ確実にTOPIXは1950程度まで上昇するものと思われます。但し、外交、国内政治、外部環境の変化等により、大きく変動する可能性があると考えます。従って、割安と考えられるものの押し目をコツコツと買い(目標まで上昇したものはコツコツと利益確定)たいと思います。但し何があるか解らないので、信用余力が100%を割った場合は、慎重に投資を行うことが無駄な損切りを抑えるのに有効だと考えます。信用需給のトレンドは2005~6年と近似しており今後どうなるか注目しています。最悪、2013年の6月7日TOPIX=1033近くまで低下する可能性は有りえますが、それ以上の下落は政府や日銀が何としても阻止するものと考えます。