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ある閾値以上の能力が無ければ、それ以上先に進むことができない
この記事の所要時間: 約 3分37秒
photo credit: An Old Man In Takligan via photopin (license)
世の中平等じゃありません。
チャンスは皆、平等にある。こんなのは綺麗事の塊でしかありません。実際の社会は、「持ってる人」が「より多く持てるようになる」ものです。残念だけど、これって生まれた時にほとんど決まってるようなもんです。チャンスはある。けど、平等じゃない。御曹司になりたかった、、!
お金はあるところに集まる
代表的なのはお金ですよね。今、日経平均19000円とかいっちゃってますが、つい数年前と比較すると倍くらいまで膨らんでいます。
この、日経平均が低い時に株を「買うことのできる資金力があった人」は、総資産を倍近くまで膨らませることのできるチャンスがありました。また、今現在でも、優良株を大量に買うことのできる資金力があれば、株主優待やら配当金やらで、働かずともそれなりの収入を得ることができるでしょう。
ただ、「お金がない人」には、このチャンスはありません。同じ土俵に立つことができないんです。
お金がある者は、それを使って資産を増やすことができます。当然元手は多ければ多い方がいい。仮に年10%で運用できたとして、元手が100万なら10万増えるし、元手が10万なら1万しか増えません。どちらがいいかは御察しの通り。
でも、投資する余力がなければ、消費のみで一向に増えません。残念ですが、これが現実です。今の高齢者世代は若者世代と比較して、明らかに潤沢な資産を持っています。そして投資してる割合も高い。どんどん高齢者世代に富が偏っていっています。
仕事もあるところに集まる
仕事もお金と同じ。たくさんの仕事を受け、実績がある会社や個人には、自ずと仕事が回ってきます。品質、信頼がありますからね。いくらスキルがあったとしても、新規参入のぽっと出に任せるよりはリスクが少ないという発注者側の心理もありますし、そもそもぽっと出だと世間に認知されてないケースが多いです。
例えば、フリーランスとして独立したときのことを考えてみます。仮に仕事がどれだけ出来たとしても、それが認知されていないと受注することはできないですよね。発注者側に立ってみれば、より実績のある方、信頼性のある方を選んで当然です。僕だってそうします。
もうちょっと社会的にいいシステムがあればいいんでしょうけどねぇ。そしたらもっとフリーランスにみんななっていくし、そういう人が増えると流動性が生まれて、金銭的にも労働側に流れていくと思うんですが。
会社の中だけだとついていけなくなる
じゃあ今持ってない人はどうするか?頑張るしかないんです。でもサラリーマンとして頑張るのはかなり効率が悪い。
お金の面で考えれば、大半の人が月給制ですよね。頑張っても頑張らなくても、貰える給与なんて変わらないんです。2倍の生産性で仕事をこなしても、2倍の給与は貰えないですよね。
仕事の面で考えれば、サラリーマンやってる以上、やりたくない仕事やらキャリアプランに合わない仕事やらをやらされることになるでしょう。
だからサラリーマンって、伸びしろがあっても伸ばしきれなかったり、伸びるのに時間がかかったりするんですよね。頑張りがダイレクトに反映されて、億万長者ワンチャンあるよ!状態なら、もっと頑張るしモチベーションも上がるんですけど、サラリーマンの仕組み上、そうもいかないですよね。
そこでオススメは前にも書いたパラレルキャリア。これなら本気でやればスキルも伸びるしお金も入る。リスクもほとんどない。サイコーじゃないですか。
http://kenixi.com/2015/11/13/89
おわりに
僕らが生きてる世の中は、不条理の塊です。でも個人がいくら願ってもそう簡単には変わりません。総理大臣にでもなれば変えられると思いますけど。
そいぎんた!
P.S.
老後を優雅に過ごすためにも、今のうちから早めに手を打ちたいなぁ。下流老人、、絶対なりたくないですよ。
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
posted with ヨメレバ
藤田孝典 朝日新聞出版 2015-06-12
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