せこい年末調整、小さな喜び

[yuhsanさん]

１２月に入って、気になるのは株の税金です。新税制になって今年は２年目、改めて２０％の税金の重みを感じています。１３年末には増税に備えて、益出しに精を出したのですが、含み益が少なく、損失分を相殺するのに苦労したものです……。

当時より含みは出ましたが、ここで値洗いして含みを顕在化したところで、翌年も税率は変わらないのなら、税金を先に納めるだけです。

そこで、含みが少なく値上がりの期待できそうな株を売却して２０％の税金を払い、余っているＮＩＳＡ枠で同じ銘柄を買って、将来の値上がり分を無税とすることにしました。

来年の証券税制は、目下ささやかれている相続時の証券評価額の変更を除けば、大きな変更はないようです。節税も、ＮＩＳＡ枠や、ふるさと納税の「お礼」分の活用といった、ささやかなものになりそうです。手間暇かけてやるようなものではないかもしれません。

ただ、損失分の申告だけはやっておかれることを勧めます。税法上、利益の繰り越しはできませんが、損失の繰り越しは認められています。後で後悔しないよう確定申告をお忘れなく。