10月末に買って4月末に売ると儲かるというアナマリー

優利加さん
優利加さん

先週金曜日の米国株式相場は反発した(DJIA +46.90 @17,910.33, NASDAQ +19.38
@5,147.12)。米国雇用統計が予想を大幅に上回る好調な数値(27万人増⇔事前予想は18万人増)となり、12月利上げの可能性が高まったことで、ドル円為替レートは123円台前半に円安方向へ大きく動いた。これを好感して本日の日本株全般は大きく上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,563に対して、下落銘柄数は294となった。騰落レシオは136.90%。東証1部の売買代金は2兆9983億円。日本郵政グループ3社は調整しているが、もうお祭り騒ぎは終了し、稼ぐ力の実力を冷静に評価する局面に入ったのではないか?私は中長期的にはネガティブである。良くて横ばいが続き、高い確率でNTTと同じ運命をたどるのではないだろか。

事前予想をはるかに上回った米国雇用統計が12月利上げの可能性を高め、それが為替レートを円安方向へ大きく揺り動かした。これを受けてTOPIXも日経平均も大幅続伸した。先週末にすでに上昇に弾みがついていたが、これでさらに上昇方向へ動きを強めた。流石に明日は調整する可能性が高いと思うが、10月末に買って4月末に売ると儲かるというアナマリーが今年度も有効な戦術となりそうな展開だ。

TOPIX
+27 @1,591
日経平均 +377円
@19,643円

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、精密機器(2位)、銀行(3位)、その他金融(4位)、証券(5位)となった。


優利加さんのブログ一覧