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中国:10月の製造業PMIは予想下回る
中国:10月の製造業PMIは予想下回る-縮小持続を示す
中国にとって10-12月(第4四半期)最初の主要指標である公式の製造業指数はアナリスト予想を下回った。世界的に需要が低迷し、デフレ圧力が強まる中で、製造業部門がまだ底打ちに至っていないことが示された。
中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した10月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.8となり、ブルームバーグが調査したエコノミストの予想中央値の50を下回った。指数は50を下回ると縮小を示す。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当チーフエコノミスト、劉利剛氏(香港在勤)は「製造業部門は安定化しつつも、依然として縮小している」とした上で、今回の統計は経済がなお勢いを欠いていることを示すと指摘。「中国経済は11、12両月にインフラ投資の加速に支えられ、緩やかに回復すると当社は引き続き確信している」と話した。
製造業PMIは中国の旧来の成長の原動力が直面する課題をあらためて浮き彫りにした。国営新華社通信が29日報じた第13次5カ年計画(2016-20年)の声明によれば、同国指導部は経済改革と、中・高ペースの成長維持を優先する方針を重ねて表明した。
マッコーリー・セキュリティーズの中あ国経済担当責任者、胡偉俊氏(香港在勤)は統計発表前のリポートで中国経済について、7-9月(第3四半期)に失望すべき状態となった後、「引き続きどん底にある」と記していた。
同時に発表されたサービス業と建設業の指標である非製造業PMIは53.1と、前月の53.4から低下した。
ブルームバーグ抜粋
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