昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -23.72 17,755.80, NASDAQ -21.42
@5,074.27)。ドル円為替レートは121円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,057に対して、下落銘柄数は724となった。騰落レシオは137.71%へ上昇した。東証1部の売買代金は3兆1519億円と昨日に続き3兆円台の高水準となった。
日銀の追加金融緩和はなく現状維持だったが、やはり、政府が3兆円超の補正予算を組むとの報道があり、TOPIXも日経平均も上げた。来年の参議院選を考えれば、必ず補正予算を組んでくるだろうと見ていたが、やはりそうだった。追加金融緩和のカードは切らずに、持ち札として残しておくことは市場に期待を持たせるという意味で上手い戦術だと思う。昨日も本日も売買代金が3兆円台と膨らんでいることも買い意欲が強いことを示す良い兆候だ。
TOPIX
+11 @1,558
日経平均 +147円
@19,083円
33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、医薬品(2位)、精密機器(3位)、金属製品(4位)。サービス(5位)となった。