やっと半値戻し⇒ここからが正念場

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +157.54 @17,646.70, NASDAQ +111.81
@5,031.86)。ドル円為替レートは121円台前半の円安方向へ動いた。中国の追加金融緩和政策の発表と米国株高を好感して、本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,252に対して、下落銘柄数は519となった。騰落レシオは131.85%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1253億円。

中国人民銀行による追加金融政策発表を好感して米国株株式相場は大幅続伸した。この流れを受けて、TOPIXも日経平均も続伸した。ただ、どちらも短陰線で終えており、利食い売りが優勢となった。今日の続伸で8月11日高値から9月29日安値までの下げ幅のざっくり半値戻しまで反発してきた。半値戻しまではよくあることだ。これからが正念場となる。騰落レシオが130%台まで上げてきており、さらに今週は中国の5中全会、米国FOMCの声明発表、日銀の金融政策決定会合など、重要なイベントが目白押しなので、このまま上げ続けるかどうか微妙だ。

米国を除き、金融緩和期待で相場は盛り上がっているが、裏を返せばそれだけ景況感が悪いということでもある。とりあえず15~20%程度の利が乗ってきたスイングトレード銘柄の一部は欲張りすぎることなく始めた。

TOPIX
+11 @1,559
日経平均 +122円
@18,947円

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、電気機器(2位)、医薬品(3位)、機械(4位)、その他製品(5位)となった。


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