ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場          
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◎日経平均  
20033.52(-189.11)▼0.94%

◎TOPIX  
1623.88(- 24.60)▼1.49%

◎売買高概算   21億1557万株
◎売買代金概算   2兆5429億円
◎時価総額   585兆2055億円

◎値上り銘柄数  240   
◎(年初来)新高値 24
◎値下り銘柄数 1580   
◎(年初来)新安値 78
◎変わらず     70

◎騰落レシオ(25日) 
90.80%(前日比8.14%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
○○○○●●○●○●●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比-2.47% 
75日線比-1.45%

◎為替  
(対 ド ル)124.04(前日比0.21円高)
     
(対ユーロ)138.09(前日比0.70円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
258.5円(-  3.8円)19816万株

2.三菱UFJ<8306> 
849.8円(- 18.2円) 7068万株

3.東芝   <6502> 
391.9円(-  2.0円) 5860万株

4.新日鉄住金<5401> 
269.0円(-  5.0円) 5504万株

5.東電   <9501>   
873円(-   15円) 5387万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>
17140円(-  310円) 1796億円

2.ソフトBK<9984> 
7642円(+ 1625円)  882億円

3.トヨタ自 <7203> 
7732円(-  165円)  739億円

4.三菱UFJ<8306> 
849.8円(- 18.2円)  604億円

5.三井住友 <8316> 
5293円(-  155円)  535億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1210万株 買い940万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、189円(0.94%)安の2万0033円で取引終了です。昨晩のNYダウが162ドルの大幅安となったことを受け、朝方から売りが先行。売り一巡後は押し目買いが入って12時半過ぎに一旦プラスに転じる場面がありました。

 ただ、中国や新興国の景気減速への警戒感は根強く、中国株が昼から下げ幅を拡大していること、加えてドル安・円高進行も重石となり、引けにかけては下げ幅を拡大しています。原油価格の下落や中国の景気減速を受け、米国では9月利上げ観測が後退したことがドル安・円高の要因となっています。売買代金は概算2兆5429億円、上海総合指数は129ポイント(3.4%)の大幅安で3664です。

 尚、東証が8月第2週(10~14日)の投資家別株式売買動向を発表。外国人は2週ぶりに売り越しで売越額は3179億円。前の週は2672億円の買い越しでした。個人投資家は3週ぶりに買い越しで買越額は807億円、年金基金の売買動向を映す信託銀行は2週ぶりに買い越しで買越額は1096億円となっています。

 業種別では、不動産、海運、情報通信が堅調。保険、鉄鋼、商社、銀行、自動車、電機、石油などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、星光PMCがストップ高で150円高の1104円となっています。環境省が鉄の5倍の強度を持つとされる次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)を開発する実証事業を来年度から始める方針と報じられ、材料視した買いが入っています。同社はCNFの実証生産設備を持ち、サンプル出荷しています。

 大型温浴施設を手掛け、中国へも出店加速の極楽湯が49円高の712円と大幅高。4~6月連結営業利益が2億2600万円(前年同期は800万円)と大幅増益となっており、業績拡大を好感した買いが入っています。上海2号店が1号店との相乗効果もあり、オープン当初より大盛況です。

 土壌汚染対策事業を手掛けるエンバイオHDがストップ高で150円高の1080円となっています。毒性の強いシアンを分解する細菌を見出し、微生物単体を取り出すことに成功したと発表。汚染された土壌・地下水にこの菌を投入することで浄化の難しいシアンを取り除くことができるとしており、好感した買いが集まっています。

 ソフトバンクが165円高の7642円と値を上げています。昨日の引け後に、ニケシュ・アローラ副社長が個人で約600億円分の自社株を市場から取得すると発表。足元の株価水準で発行済み株式数の約0.7%に当たり、材料視した買いが入っています。

 その他、時計のセイコーが13円高の803円と連日で上昇、飲食店情報提供のぐるなびが113円高の2193円、セルロースナノファイバー(CNF)関連の中越パルプが27円高の245円、富士山麓周辺で別荘・リゾート施設等を展開する富士急行が40円高の1253円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、矢作建、太平電、ヨコレイ、足利HD、ヤマハ、図書印刷、丸和運輸、セイコー・・・等々です。




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【2】主な投資判断          
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[ドイツ証券]
 据置き   A
(6503)三菱電機   2,050→ 1,800円

 据置き   A
(6724)セイコーエプソン  2,500→ 2,600円

[クレディS証券]
 据置き   A
(5975)東プレ   2,700→ 2,900円

 引上げ B→A
(6869)シスメックス   6,600→ 9,500円

 据置き   A
(7211)三菱自   1,350→ 1,400円

 据置き   A
(7270)富士重   5,750→ 5,950円

 据置き   A
(8202)ラオックス   560→ 700円

[UBS証券]
 据置き   A
(5706)三井金属   370→ 350円

 据置き   A
(5741)UACJ   510→ 470円

[野村証券]
 据置き   A
(9101)日本郵船   440→ 460円

 据置き   A
(9104)商船三井   500→ 460円

 据置き   A
(9107)川崎汽船   360→ 390円

[みずほ証券]
 据置き   A
(5233)太平洋セメント  460→ 520円

 据置き   A
(6841)横河電機  1,900→ 2,000円

[大和証券]
 据置き   1
(1926)ライト工業   1,380→ 1,400円

 据置き   2
(9435)光通信   8,510→ 9,860円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果     
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◎対内証券売買契約等の状況(財務省集計)
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 8月9日~8月15日

  海外投資家
 -5011億円(+3564億円)
 ※2週ぶり売り越し




◎投資部門別株式売買状況(東証集計)
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 8月第2週
(8月10日~14日、日経平均205円安・週間ベース)

 個人投資家
 + 807億円(-2503億円)
 ※3週ぶり買い越し

 海外投資家
 -3179億円(+2672億円)
 ※2週ぶり売り越し

 事業法人 
 + 941億円(+ 314億円)
 ※4週連続買い越し

 信託銀行 
 +1096億円(- 939億円)
 ※2週ぶり買い越し


 ※マイナスが売り越しで、プラスが買い越し、カッコ内は前週の状況。




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【4】その先をイメージ         
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 相場は景気動向を反映するため、常に先読みで動いています。故に気になりますのは「現状判断」と「その先の成長」であり、海外の投資家も常にそのことに注目しています。

 マクロ経済指標を例にすれば、日銀短観やGDP(国内総生産)成長率等が景気判断の材料として注目度が高くなります。

 GDPに占める割合は、設備投資が約14%、個人消費が約60%となっていますので、GDPは必然的にそれらの動向に左右されます。つまり、個人消費や設備投資の動向しだいで、GDPに対する予想値あるいは期待値が修正されることになります。

 個別銘柄の株価に影響を及ぼす業績動向も然りで、消費や世の中のトレンド、売上げ動向を示す新聞記事などの細目から、最終的な業績動向にどのように影響してくるかといった考え方をします。つまり、様々な断片から、最終的な影響を類推するという作業を行うわけです。

 「特別な情報を持っている人だけが投資で儲けることができる」という意見を耳にすることがありますが、決してそうではありません。

 ほとんどの場合、情報は平等に与えられており、たとえば、一見、株式投資や具体的な銘柄等とは関係のないような情報を、自分の頭の中で再構成して銘柄に結びつけることができる人は他人よりも先んじて動くことができ、それだけ儲かるチャンスが多くなります。

 そういった思考の過程が株式投資の醍醐味の一つであり、個々に並列に置かれた情報を組み合わせ、その先をイメージできる人は株式投資において有利なことは明白です。
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