ドル円は先週、ついに8月の急落以降に形成していた持合下限を割り込んでしまい118円前後まで急落しました。しかし、週末にかけては急速に値を戻して119円半ばで終えています。
状況としては持合下放れによる下値目標値として114円半ばが計算されており先週末の上昇は持合ブレイク後の反動が生じているとの認識です。
メインシナリオとしてはまずは8月安値である116円前半を目指し。この水準は相場の節目でもありますので下げ止まりが見られるかも知れませんがやがて114円台へ向けて下落が進行すると考えます。
一方で、先週の持合下放れが騙しであった場合も考えられ、その場合は再び持合のレンジに戻るか、もしくは上方向へブレイクしていくかもしれません。
注目は週明けの日足が陽線となるか陰線となるかにあると考えられ、陰線なら前者、陽線なら後者のシナリオへ傾くと考えます。