昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -49.97 @17,081.89, NASDAQ -42.03
@4,796.61)。ドル円為替レートは119円台半ばまで円高方向へ動いた。中国の輸入統計が予想以上に減少したことで昨日から中国景気の減速懸念がさらに強まっていた。これらを背景に、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が183に対して、下落銘柄数は1,678となった。騰落レシオは102.08%へやや低下した。東証1部の売買代金は2兆4053億円。
中国景気の減速懸念がさらに強まり、TOPIXも日経平均も大きく下落した。欧米市場で損失を出した投資家が日本市場で利食い売りを大量に出して下げを加速させたと見られている。好むと好まざるとにかかわらずグローバル化は進み、企業経営も株式投資も日本市場だけを見ていたら判断を大きく誤りかねない。また、現在だけを見ていてもダメで、常に10年先がどうなるかを想像しながら企業経営と株式投資を考える必要がある。
TOPIX
-32 @1,471
日経平均 -344円
@17,891円
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、ゴム製品(2位)、ガラス・土石(3位)、機械(4位)、銀行(5位)となった。