松の剪定・・・時には退屈、眠くなる・・・日差しもきつく黙々手を動かすが・・・一度登れば降りるのも面倒・・・枝先でボンヤリ休息すれば・・・漂う香りに癒される・・・そう今花盛りの金木犀・・・小さな花柄・・・ポツリポツリ散っていく・・・花後は思い切り切りつめよ・・・若い衆に指示するが・・・まだ花八分目・・・どうするかは施主さんに聞けと指示をする・・・この金木犀花言葉が「謙虚」とか、・・・この花柄が散り去ると、もうすぐそこには冬が来る・・・このキンモクセイ、吾輩あまりあまり好きでも無い・・・早い話便所花と言って居る・・・昔は雪隠の横、汲み取り式トイレの際に植えていた・・・早い話、匂い消し・・・嫌いな理由は別に有る・・・原産が中国産とか、江戸初期に渡来して来たこの花木・・・日本渡来は雄木だけ・・・雌木は1本も入って無い・・・理由は知らないが、これは中国の策略?・・・今も吾輩そう思う・・・これ種が無くとも簡単に増える・・・挿し芽でドンドン・・・左程貴重な樹木に有らず・・・これだけ増えるとは当時のシナ人知らなかったのか・・・そんな事はどうでも良い・・・早い話吾輩その他の中国産すべて大嫌い人間である・・・
花の散り際を眺めながら、老いて行くわが身も・・・少し謙虚な気持ちで生きて行く。