TPP交渉が大筋合意⇒相場の中期的支援材料

優利加さん
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先週末に発表された米国雇用統計が丁重だったことで早期利上げ観測が後退し、先週金曜日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +200.36
@16,472.37, NASDAQ +80.69
@4,707.78)。さらに、TPP交渉が合意に向けて大詰めを迎えていたことも好感され、本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,390に対して、下落銘柄数は416となった。騰落レシオは98.26%。東証1部の売買代金は2兆29億円となり、辛うじて2兆円の大台を維持した。

米国株高に加えてTPP交渉が大筋合意しそうだという観測を好感して、TOPIXも日経平均もギャップアップして始まり、さらに上げて短陽線で終えた。10日移動平均線を回復し、相場全体の時の利は買い転換した。TPP交渉が最終合意に至れば、中期的な相場支援材料となりそうだ。

TOPIX
+19 @1,464
日経平均 +280円
@18,005円

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、卸売(2位)、医薬品(3位)、機械(4位)、石油(5位)となった。鉱業、卸売(総合商社が入っている)、石油の3業種は原油価格の反発の恩恵を受けるから納得のランクインだ。



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