ヒロろんさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ93件目 / 全2140件次へ »
ブログ

本日のつぶやき


昨晩のNY市場は、9月のISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことで売りが先行していましたが、引けにかけて切り返す動きとなり、ダウは小反落となったもののナスダックは続伸となっていました。


本日の日経平均は寄り付き158円安と売り先行で始まりましたが、売り一巡後は切り返し前場は3円高で引けました。後場になると昨日の終値近辺でもみ合う展開となり、大引けは2円高と小幅ながら3日続伸して終えています。


寄り前に発表された8月の有効求人倍率は1.23倍と前月の1.21倍から上昇したものの、完全失業率は3.4%と前月の3.3%から悪化していますが、ほぼ市場予想通りとなっています。


肝心のアメリカの雇用統計ですが、非農業部門雇用者数は14万2千人増にとどまり、市場予想を大幅に下回りました。8月分も13万6千人増と大幅に下方修正されています。これを受けて日経平均先物は急落し、一時17,240円まで売られています。先ほど開いたNY市場も大幅安で始まり、週明けの東京市場も反乱の展開となりまそうです。

ただ、イエレンFRB議長は先月の講演でアメリカ経済が雇用拡大に向け力強い状態であれば、年内に利上げを開始すると発言しており、これで10月の利上げはおろか、年内利上げも見送られる可能性が高くなったものと見られます。

また、国内でも、政府筋が11月発表のGDPを見てから判断するとしていた経済対策を大幅に前倒しする方向となったとロイターが報じており、案外今回の雇用統計の結果は株式市場にとって追い風となるかもしれません。


新興市場もいずれも上昇となっています。ジャスダックは寄り付きより買いが先行し、後場になると上げ幅を広げ、高値引けで3日続伸となり5日移動平均線を奪回しています。マザーズは売り先行で始まりましたが、売り一巡後はプラスに転じ3日続伸となっています。


なお、東証が発表した9月第4週の投資部門別売買動向によると、外国人は7週連続で売り越し、個人は2週連続で買い越しています。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。