ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
20809.42(+381.23)△1.87%

◎TOPIX  
1676.40(+ 27.79)△1.69%

◎売買高概算   28億3127万株
◎売買代金概算   2兆8521億円
◎時価総額   602兆1603億円

◎値上り銘柄数 1550   
◎(年初来)新高値 218
◎値下り銘柄数  254   
◎(年初来)新安値   3
◎変わらず     82

◎騰落レシオ(25日)
106.38%(前日比2.71%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 
●●●○○●●●●○○○ 41.7%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+2.15%  
75日線比+4.97%

◎為替  
(対 ド ル)123.63(前日比0.52円安)
     
(対ユーロ)139.26(前日比0.12円高)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
270.5円(+ 11.9円)48276万株

2.井筒屋  <8260>   
102円(+   30円)12997万株

3.三菱UFJ<8306> 
906.5円(+ 17.5円) 8927万株

4.東電   <9501>   
696円(+   20円) 8267万株

5.ナイガイ <8013>    
90円(+   26円) 8001万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570> 
18530円(+  640円) 2413億円

2.みずほ  <8411> 
270.5円(+ 11.9円) 1295億円

3.三菱UFJ<8306> 
906.5円(+ 17.5円)  809億円

4.トヨタ自 <7203>  
8475円(+  178円)  734億円

5.ソフトBK<9984>  
7425円(+  106円)  661億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1250万株 買い1310万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高となる大幅高、前日比381円(1.87%)高の2万0809円と5月28日に付けたザラ場高値2万0655円を突破し、昨年来高値を更新して取引終了です。上げ幅は今年最大、昨年12月19日の411円高以来の大きさです。2000年4月に付けたITバブル時の高値2万0833円が目前となってきました。

 ギリシャ支援協議の進展期待で昨晩のNYダウが103ドルの大幅高となったことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。寄付きは119円高となり、その後も円相場が1ドル=123円台後半の円安に進行したことも買い安心感を誘い、大引けにかけて一段と上げ幅を拡大しています。政府が昨日提示した成長戦略の素案で、金融機関の持ち合い解消が盛り込まれて金融株が上昇していることも買いを誘う要因となっています。売買代金は概算2兆8521億円、上海総合指数は98ポイント(2.1%)の大幅高で4576です。

 業種別では、空運、保険、精密、証券、鉄鋼、銀行などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、産業用の特殊紙や家庭紙を製造・販売している特種東海製紙が42円高の328円と15%近い大幅高。2017年3月期からリニア中央新幹線の工事が年6億円程度の経常増益要因になる見通しと報じられ、好感した買いが集まっています。社有林の地下をリニア新幹線が通るため、工事用地の賃貸料などが発生。来期から約10年はリニアが利益を底上げする模様です。

 シェア7割の消化器内視鏡のオリンパスが205円高の4395円と値を飛ばしています。政府が今夏にも、新たに医療機器を輸出する際に必要な審査を簡便化する国際的な枠組みに参加すると報じられ、好感した買いが入っています。

 医療機器の輸出がしやすくなるとの期待が高まっており、検体検査機器・試薬で高シェアのシスメックスも170円高の7600円、カテーテルなど心臓血管領域分野に強いテルモも71円高の2966円と値を上げています。

 10~30代向けレディスカジュアル・服飾雑貨の製造小売りを手掛け、中国に多店舗展開のハニーズが63円高の1042円と値を飛ばしています。昨日の引け後に15年5月期の連結純利益が前期比3.5倍の19億円になった模様と発表。好業績を好感した買いが入っています。

 オンワードが43円高の866円、中国の蘇寧電器傘下ラオックスが21円高の423円と値を飛ばしています。両社はファッション衣料などの企画・生産・販売事業などを行う合弁会社を設立することで基本合意したと発表。販売拡大を期待した買いが入っています。

 その他、北九州が地盤の老舗百貨店の井筒屋が30円高の102円、ソーシャルゲーム開発・運営のKLabが159円高の1988円、三井化学が34円高の486円、中国の山東如意筆頭株主のレナウンが14円高の219円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、大林組、ABCマート、カゴメ、MonotaRO、Jフロント、東急不、KLab、ロート、日医工、東和薬品、TOTO、DOWA、リンナイ、シスメックス、良品計画、ピジョン、第一生命、NTT、ファーストリテイ・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A
(8750)第一生命  2,300→ 2,600円

 据置き   B
(2792)ハニーズ  970→ 1,100円

[クレディS証券]
 据置き   A
(4272)日本化薬  1,890→ 1,840円

 据置き   A
(6594)日本電産  9,500→10,400円

[JPモルガン証券]
 引上げ B→A
(4063)信越化学  7,700→ 8,500円

[バークレイズ証券]
 据置き   A
(4042)東ソー  740→  900円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A
(6770)アルプス電気  3,830→ 4,300円

[野村証券]
 据置き   A
(8316)三井住友FG  6,700→ 7,100円

[SMBC日興証券]
 据置き   C
(7915)日本写真印刷  1,650→ 1,800円

 据置き   C
(8022)ミズノ  515→  540円

[みずほ証券]
 据置き   A
(2282)日本ハム  3,210→ 3,520円

 引上げ B→A
(2607)不二製油  1,750→ 2,650円

 据置き   A
(3391)ツルハ  11,000→11,500円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎5月の食品スーパー売上高
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  前年同月比5.2%増 2カ月連続プラス




◎6月のHSBC中国製造業PMI速報値
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 6月の速報値は49.6で、5月の確報値から小幅改善。

 
 市場予想(49.4)は上回ったものの、好不況の判断の分かれ目となる50は4カ月連続で下回っており、追加の景気刺激策がとられるだろうとの見方が強まっています。





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【4】商いに三つの慎み                      **
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 「商いに三つの慎みあり。第一油断、第二不巧、第三不敵なり」


 油断して利益確定を怠り、見切る時を外し、慎重さを欠き(不巧)、ムードで売り買いし、思慮浅く相場の上げ下げで迷い、資力不相応な商いをし、それを恐れず(不敵)、わずかの変動でも持ち堪えることができず、結果、利益を得るところを損にて手仕舞い、底値で売って、天井で仕込むようなことが往々にしておこります。それは油断、不巧、不敵が原因であるとしています。

 また、水鳥の羽音に驚いて逃げ散った平家の例えよろしく、自信がなく始終迷ってばかりでは戦略も何もありません。

 資力不相応に大きな資金を投じてしまいますと、切羽詰まった余裕のなさから少しのことでも動揺し、そこから迷いが生じてきます。迷いは計画と願望とをすり替え、適切な対処を難しくします。端的な例が指し値の変更または取り消しで、それでチャンスを逸してしまうようなケースが多々あります。

 思いつきやムードで簡単に変更してしまうような計画は初めから無きに等しく、実行されなければやがて計画することもなくなります。そうなれば終始思いつきの投資ばかりで、向上のチャンスをも逸することになります。




 NY市場のナスダック指数は2000年の「IT相場」時の高値を上回り、史上最高値を更新中です。本日の日経平均株価は今年最大の上げ幅で2万0809円にまで上昇し、約15年2カ月前の2000年4月12日につけた「IT相場」時の高値2万0833円まであと24円に迫っています。


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