昨日のドル円は小幅ながら反落して121円前半で終え、今朝の時点では121円も割り込み120円後半で推移しています。
昨日の陰線は急落後の反発局面で初めて現れた陰線であります。昨日の下落だけで反発局面が終わったとは言い切れませんが第2段の急落の可能性は頭に入れておきたいです。
為替市場以上に気になるのがやはり株式市場、特に中国株になるのですが上海総合株価指数も急落から反発した後、昨日は下落、本日も前日終値からマイナスで推移しています。
上海総合株価指数の場合、7月以降の持合レンジ下限の3500がポイントになると考えられ、超えられずに再び下落するとなると再び世界的な株安に発展する事も考えられます。
もうひとつ、気になる動きが商品市場で原油が大きく上昇しています。先週38ドル台で安値をつけたあと昨日は50ドル目前まで急上昇しています。
金先物も7月に1070ドルで底値をつけた後、8月は1160ドル台まで上昇しています。
株式市場から逃避した資金が商品市場に流れていく前兆かもしれません。
【今日の注目経済指標】
13:30に豪準備銀行(RBA)による政策金利が発表されます。