ヒロろんさんのブログ

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概況

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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

16492.68(+390.30)△2.42%


□ナスダック       

4811.93(+128.01)△2.73%


□S&P500      

1969.41(+ 48.19)△2.51%

□ダウ輸送株       

8012.86(+219.03)△2.81%


□半導体株(SOX)    

624.06(+ 26.44)△4.42%


□NY原油先物(10月限)  

45.94(- 0.11)


□NY 金先物(12月限)

1121.10(- 0.40)

□バルチック海運指数    

873   (- 3)

□為替      

(対ドル)119.90(前日比0.25円高)
        

(対ユーロ)134.29(前日比0.03円高)

□CME日経225先物 

18005(+545)※大阪先物比



 3連休明けのNY株式市場は、中国の追加対策期待で買いが膨らみ大幅反発です。

 上海株や欧州株が上昇した流れを受けてNY株も買いが先行。中国の8月の貿易統計では輸出と輸入が予想以上に大きく落ち込み、同国の景気減速感が強まったものの、中国は追加の景気刺激策を講じるとの期待が広がり買いを後押ししました。

 先週末は早期利上げ懸念で売り優勢となり、ダウが272ドル安、ナスダックは49ポイント安となりましたが、3連休明けのこの日は9月利上げ観測が後退したことや中国や欧州株の上昇を追い風に目先の戻りを狙う買いも入り上げ幅を拡大。主要指数は先週末の下落分以上に上昇しこの日の高値圏で取引を終了しました。

 S&P業種別指数は全10業種が上昇。ヘルスケア(医薬品等)、テクノロジー、一般消費財・サービス(小売り、メディア等)などの上昇が目立ちました。

 個別銘柄では、新製品発表会を控えたアップルが上昇。ゼネラル・エレクトリック(GE)は、仏重機大手アルストムのエネルギー事業の買収について欧米当局から承認を得たと伝わり大幅高。買収報道で出版・放送のメレディスが大きく上昇。資源大手のフリーポート・マクモランが大幅高。アクティビスト(物言う株主)として知られるアイカーン氏率いるファンドの持ち株比率が上昇したことが材料視されています。格安のタブレット端末を発売すると報じられたアマゾンも物色されました。

 アナリストが投資判断を引き上げた半導体のマイクロン・テクノロジーやサンディスクが上昇。非鉄のアルコアや事務用品小売りのオフィスデポなども投資判断の引き上げを手掛かりに上昇しました。一方、経営幹部の退任が明らかになった短文投稿サイトのツイッターが下落。業績の先行きに弱気な見方を示した中国電子商取引(EC)最大手アリババが値を下げています。

 この日はダウを構成する全30銘柄が上昇。GE、ウォルマート、ファイザー、インテル、ユナイテッドヘルス、ボーイングなどが上昇率上位となっています。

 NY原油先物(WTI)は続落。中国の景気減速が意識されたことで軟調な展開となりましたが、株高による投資家心理の改善で下値も限定的でした。NY金先物は、リスク回避ムードが和らいだことが逆風となり4日続落です。





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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は前日比433円安の1万7427円で、約7カ月ぶりの安値水準となりました。

 注目の上海株は東京市場の引け後に一気にプラスに転じ、90ポイント(2.9%)の大幅高で3170となっています。政府系投資ファンドの買いが入った模様です。香港株も3.2%の大幅高となっています。

 3連休明けのNY株は大幅反発。ダウは先週末の取引で272ドル下げていましたが、連休明けのこの日は390ドル高と大きく切り返しています。

 CME日経225先物は1万8005円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万7427円と比べ580円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万8304円 一目基準線
 1万8005円 CME日経先物
 1万8000円 心理的節目
 1万7871円 5日線
 1万7642円 一目(週)雲上限
 1万7500円 心理的節目
 1万7450円 14年の大納会終値
☆1万7427円 昨日終値
 1万7000円 心理的節目
 1万6795円 終値ベースの年初来安値(1月14日)


 なお、昨日の騰落レシオは67.48%で、8月25日に記録した今年の最低値(67.22%)に次ぐ低水準。25日移動平均線とのカイリ率はマイナス10%で、これも8月25日(マイナス12%)以来のマイナス幅となっています。



◎本日の経済指標
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 08:50 8月のマネーストック


 14:00 8月の消費動向調査
   〃   7日時点のガソリン店頭価格


 海外では米住宅ローン申請指数の発表。イベントとしては中国・大連で世界経済フォーラム夏季ダボス会議(~11日)、サンフランシスコでアップルの新製品発表会が予定されています。




◎主な決算発表
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 11:00 コーセル(6905)


 15:00 ミライアル(4238)、イハラケミ(4989)


 15:30 菊池製作所(3444)



◆その他のトピックは、10月内閣改造・麻生・甘利・菅氏続投へ、10%時の消費税還付・上限設定、郵政3社の売り出し想定額・日本郵政1株1300円台・ゆうちょ銀1株1400円前後・かんぽ生命1株2000円台前半、TPP日米自動車協議きょうから、EUが加盟国に難民割当制提案へ・反発も、独車メーカーが日本でプラグインHV拡充、レアメタルの国際価格が一段と下落、一般形鋼が2年ぶり安値。

 米有力ベンチャー投資会社「500スタートアップス」が日本向けファンド、ビットアイルに米エクイニクスがTOB・上場廃止へ、横浜銀と東日本銀が4月統合で合意、トヨタのシニア活性化・同待遇で再雇用、マツキヨが中国で通販、三菱マテが米でのセメント供給能力2.5倍に引き上げ、日機装が航空機向け騒音低減部品を量産、グノシーと凸版印が電子チラシ閲覧で連携、自家用車でカーシェア・DeNAが共同利用サービス。

 富士重が年100円に増配、ユニチャームが海外CBで547億円調達・自社株買いも、東建コーポ5~7月最終益74%増、日本ビューホの5~7月純利益が大幅拡大、シーイーシーの5~7月純利益は98%減、コマンドエヌがSKジャパン株を取得、シンデンハイテクが自社株取得枠、SEホールディングスは自社株取得枠を拡大、日本KFCが10月1日付で100株単位など。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 10日(木)


 7月の機械受注
       

 8月の企業物価指数
       

 8月のオフィス空室率
       

 8月の中国CPI、PPI
       

 8月の米輸出入物価指数
       

 7月の米卸売売上高



 11日(金)


 メジャーSQ
       

 7~9月期の法人企業景気予測調査
       

 8月の米PPI
       

 9月の米消費者態度指数速報値



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 前日の相場に反して動く

 <相場高低判断> はかばかしく動かぬ



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