利上げ時期を不透明にした

優利加さん
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昨日の米国株式は高安まちまちとなった(DJIA -65.21 @16,674.74, NASDAQ +4.71
@4,893.95)。FOMCで9月の利上げが見送られた一方で、イエレンFRB議長が10月利上げを排除しないとの意向を示した。利上げ見送りの報道の直後は株高となったが、イエレン議長の記者会見が始まると中国をはじめとする新興国経済の不確実性を懸念して失速した。9月利上げが見送られたことで、米国の利上げ時期を巡る不透明感が払拭されず、本日の日本株全般は、反落した。ドル円為替レートは119円台の円高方向へ動いた。東証1部の売買代金は2兆6543億円。

海外経済の強まる先行き不透明感を理由に米国FOMCが9月利上げを先送りしたが、却って利上げ時期を不透明にしたことが嫌気され、また、連休を前にして利益確定売りが多く出てTOPIXも日経平均も大きく反落した。まだまだ視界不良の相場が続きそうだが、自力で稼ぐ力が強い銘柄が相場全体の下落に巻き込まれて急落したら、分割で少しずつ丁寧に拾いたい。

TOPIX
-30 @1,462
日経平均 -362円
@18,070円

33業種中、情報・通信を除く32業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉄鋼(2位)、ガラス・土石(3位)、陸運(4位)、銀行(5位)となった。


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