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近畿車輛(7122)が米ダラス交通局から路面電車の大量受注
近畿車輛単体でのインパクトもすごいですが、それ以上に今後地球温暖化対策の一環として、公共交通機関とりわけCo2排出が少ない電車の整備が世界中で進んでくるのではないかと思います。
異常な原油高と環境意識の高まり、鉄道会社の広報ではないですが電車の整備促進には強い見方だと思います。
今や日本の鉄道車両は消費電力の少ない省エネ車両です。
これらの技術も世界的に見ても進んでいる一つでしょう。
ますます世界から引き合いが強まるのではないかと思います。
鉄道車両関連株としては
日本車輌製造(7102)
日立製作所(6501)
川崎重工業(7012)
あたりでしょうか?
そういえば近畿車輛は先週JRからの発注を断ったとの報道がありました。
薄利な日本の受注はこなすほど余裕はないということなのでしょうかね?
フル生産状態らしいですから。
ダラス交通局殿からLRV25編成 + 23編成を受注
http://www.kinkisharyo.co.jp/ja/news/news080714-DART.htm
当社の米国子会社であるKinkisharyo International, L.L.C. (KILLC)は、この度ダラス交通局殿(DART)からLRV(軽量電車)25編成(追加23編成のオプション付)の受注が内定しました。
当社はこれまでDART殿向けに2両編成(A + B 車体)のLRVを115編成納入し、現在それらの車両を3両編成(A + C + B 車体)に増備するため、低床式中間車115車体を製作、納入中ですが、今回新たに3両編成のLRV 48編成(144車体)の入札が行われ、受注が内定しました。
48編成の総額は2.9億ドルで、KILLCが主契約者となり、当社本社工場(東大阪市)で車体と台車を製作し、KILLCが電気品やブレーキ品など主要機器・部品を米国内で調達し、現地で車両の最終組み立てを行います。
48編成の車体と台車の船積みは、2009年後半から2010年中頃にかけて行う予定です。
本件商談については当初25編成ベースで引き合いが出されていましたが、オプションとして購入を計画している23編成の発注も引き続いて行われることになり、DART殿は前倒しによる運行サービスの向上を図り、プロジェクト全体の経済性を上げるとともに、当社では一括生産によるコストダウンが期待できます。
「株式」 近畿車(7122)-個別銘柄ショートコメント
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080714-00000009-fis-biz
買い気配から。米ダラス交通局から路面電車車両144両を受注したと発表、買い材
料につながっている。受注総額は約310億円と伝わっているが、前期の売上高実績
451億円などとの比較から、インパクトは大きいとの見方となっている。同社は中
東向けでの実績も高いとされている。
《KS》
<東証>近畿車が急伸――米国で路面電車車両144両受注を好感
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/chumoku.aspx?site=MARKET&genre=m6&id=AS3L14021%2014072008
(10時15分、コード7122)急伸。一時は前週末比54円(12.3%)高の493円まで上げた。12日付の日本経済新聞朝刊が「米関連会社の近畿車両インターナショナル(フロリダ州)が米テキサス州ダラス交通局(DART)から路面電車車両(LRV)144両を受注したと発表した」と報じ、収益拡大を期待した買いが入っている。受注総額は2億9000万ドル(約310億円)で、2009年後半から2011年半ばまでに納入する。
米国ではガソリン高などを背景に、LRVの新設・延伸が相次いでいるという。近畿車総務部は「高齢化への対応や、市街地の渋滞緩和などを目的に米国でLRVの導入例は増えており、国内の鉄道車両の新規需要が見込みにくい中で海外展開を活発化したい」と話している。〔NQN〕
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たいした金額ではないが、ここにとってはすごいことでしょう。
これで国内の他のメーカーもここの断った分が回ってきますね。
全体的に鉄道が見直されれるでしょうね。
こんにちわ
確かにここにとっては凄い事だと思いますよ。
また副産物として、豊富な受注残は国内の値下げ要請厳しい鉄道会社へ強気で価格交渉できるというメリットも生まれました。
足元見られる理由がなくなりましたから。
他の車輌メーカーも強気で交渉できると思いますし、この業界にとってはプラスでしょうね。