先週金曜日の米国株式相場は続伸した(DJIA +102.69 @16,433.09, NASDAQ +26.09
@4,822.34)。ドル円為替レートは120円台前半の動きだった。固定資産投資の伸びが15年ぶりの低水準となるなど、発表された景気指標が景気の減速を鮮明に示し、上海総合指数は大きく下げた。これらを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が481に対して、下落銘柄数は1,323となった。騰落レシオは65.48%へ低下し、再び70%をを割り込んだ。東証1部の売買代金は2兆554億円へ縮小し、2兆円割れ目前となった。
米国株高だったが、中国景気の強まる減速懸念を反映してTOPIXも日経平均も大きく下げた。米国FOMCと日銀の金融政策決定会合という重要イベントを控えて、買い方は慎重になっているようだ。原油安、株安、円高を考慮すると日銀の追加金融緩和もありえない話ではない。日米両国の中央銀行の金融政策の変更があるのかないのかに市場の注目が集まっている。
TOPIX
-18 @1,462
日経平均 -299円
@17,966円
33業種中2業種(電気・ガスと陸運)を除く、31業種が下げた。下落率トップ5は、情報・通信(1位)、鉱業(2位)、保険(3位)、証券(4位)、その他金融(5位)となった。