今週の株式市場は日米の金融政策に焦点があてられよう。そして、この動きによって大きく変動しよう。米国に関する利上げは新興国にとってマイナスに働く。しかし、米国にとっては利上げしたいところだろう。利上げすれば、次の利上げはいつかということにもなって行くのであろう。しかし、中国の景況感は依然としておもわしくない。また中国の株価対策もいまいちである。それゆえ、日本の株価材料としてはプラスになるものが少ない。もし、日本の金融政策が景気の回復をはかるために追加緩和方向に動くと株価は大きく上昇しようが、まあ、天下の宝刀はあまり期待はできない。
今日の一言:道具が立派でも使用する者の力量がなければ意味をなさずと知る。