昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -469.68 @16,058.35, NASDAQ -140.40
@4,636.10)。これを受けて大きく下げて始まったが、上海総合指数が一時プラスに転じると反発する銘柄も多くなったが、結局、終値では下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が339に対して、下落銘柄数は1,482となった。騰落レシオは81.85%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆9654億円。
米国株式相場の大幅続落を受けて、TOPIXも日経平均も大きく続落して始まった。しかし、先物主導で切り返し始め、上海総合指数が反発し始めると、一時は日経平均で301円高まで反発する局面もあったが、結局、続落した。ザラ場の値動きが日経平均で600円を超える荒い値動きだった。米国株が大幅続落した割には下げが小さかっただけでなく、長い上ヒゲを引いたものの陽線で終えたところが注目すべき点である。さらに出来高が増加している。陽線で出来高が増加しているということは、「腰の入った買い方が買い出動しているよ~」というメッセージが読み取れる。私もその内の一人ではあるが。
TOPIX
-12 @1,466
日経平均 -70円
@18,095円
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、鉄鋼(4位)、非鉄金属(5位)となった。どれも景気敏感なシクリカル業種ばかりだ。