買いポジを持ったとたんに、「買うしかない」となる。
これは、よき闘志かもしれないし、無謀かもしれない。
どちらの可能性もあるので、上下両方の動きに備えるべきなのに、買いながら戦うほうに心が行ってしまうのである。
ここから少し下がって、追加で買ったとすると「これはナンピンでなくて分割買いである」とあたかも、買い続けることがとてもいいことのように言い訳することになる。
そして、それを2,3回やって、「買値の平均値をそこそこ下げることに成功した」とかほざいていると、ついに、その時が来る。
どっかーーん、と再起不能なほどに下がった時、前の闘志はどこへやら、一気に萎えてしまうのである。
不思議なほどに繰り返し起きる心の動きを冷静に表現してみました。