治にいて乱を忘れず

優利加さん
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昨日の米国株は大幅続落して始まったが、終値では前日比ほぼ変わらずまで戻した(DJIA -0.33 @17,402.51, NASDAQ +7.60
@5,044.39)。ドル円為替レートは124円台前半の円高方向へ動いた。中国政府は本日も1%中国元の基準レートを切り下げた。これで3日連続の切り下げとなった。しかし、昨日の狼狽売りとは異なり、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が830に対して、下落銘柄数は927となった。騰落レシオは111.80%。東証1部の売買代金は2兆8890億円。

米国株は前日比ほぼ変わらず、中国元は3日連続の切り下げとなったが、TOPIXは僅かに上げ、日経平均は大きく上げた。しかし、上昇銘柄数の方が下落銘柄数よりも少なかった。中国経済の減速を反映して海運株、鉄鋼株、非鉄金属株、機械株など景気に敏感業種は既にピークアウトしている。治にいて乱を忘れず。

TOPIX
+2 @1,668
日経平均 +203円
@20,596円

33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、倉庫・運輸」(2位)、医薬品(3位)、海運(4位)、小売(5位)となった。



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