木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】日経平均326円安

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みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。

●帰国

中国出張は実のあるものとなりました。
上海の様子をまだアメーバブログでアップできていません。
申し訳ありません。
★アメーバオフィシャルブログ「テルノブログ」
http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/

今から急いで出かけなければならず・・・
本日帰国後にはアップしたいと思います。

上海の取材状況、また夜景等もお届けする予定です。
明日お送りする当メールマガジンで上海の様子をぜひご覧ください!

●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。

本日もよろしくお願い申し上げます。

※本資料の利用については、必ずプロフィール画面の
重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上、ご利用ください。

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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.日経平均326円安

2.イオン、20%営業減益

3.森ビル、上海に101階建てビル

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1.日経平均326円安

(出所)2008年7月9日付日本経済新聞朝刊1面

 ●8日、日経平均株価が大幅反落
 ●前日のNYダウ安、アジア株安も背景にある
 ●世界的な株安局面は投資家心理を総悲観にまで落とし込んだ

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。
終値は前日比326円94銭(2.45%)安い1万3,033円10銭となり、
4月15日(1万2,990円)以来、3カ月弱ぶりの安値水準に落ち込んだ。
欧米で金融機関の資本不足懸念が強まったのを受け、
国内でも金融株を中心に幅広く売られ、
東京証券取引所第一部の銘柄の約九割が値下がりした。

香港・ハンセン指数や、韓国、台湾などの主要株価指数が
一時3%超下落するなどアジア株安に加え、
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が
軟調に推移したことなども背景にある。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり147に対し、
値下がり1515と全体の88%に達し、全面安状態となった。

こういった日はどうしても気が沈んでしまう。
投資から離れてしまう人も出てくるだろう。
株式投資とはそういうものだ。
ただ、騰落レシオを客観的に見ていると、むしろ、
こういった局面こそ投資のチャンスが到来していることを実感させられる。

騰落レシオは、すでに私が買いシグナルであると考える75ポイントを割れた。
一時的な株安はあれど、内需を中心に短期的にとどまる可能性はあれど
反発する可能性がある。
ここは我慢のしどころだと考える。


2.イオン、20%営業減益

(出所)2008年7月9日付日本経済新聞朝刊11面

 ●イオンの08年3―5月期の営業利益が226億円と前年同期比20%減
 ●消費減速感が強まる中、リストラを加速し収益力回復を急ぐ
 ●縮小均衡に転じる方針は功を奏すか

イオンが8日発表した2008年3―5月期の連結業績は、
営業利益が226億円と前年同期比20%減った。
衣料不振などが響いた。
業績低迷を受け、2010年2月期末までに主力の総合スーパー(GMS)の
約1割に当たる40店を閉鎖する。

主因は主力の衣料品事業の悪化だ。
衣料品はもともと利益率が高いが、イオン単独で売り上げが3%落ち込んだ。
生活用品の売り上げも前年を下回り、イオン単独の営業赤字が31億円に拡大。
衣料品の比率が比較的高い子会社のマイカルも減益になった。
再建中の米アパレル子会社「タルボット」が足を引っ張り、
グループ会社の収益低迷も鮮明。

イオンはグロース(成長)株からバリュー(割安)株へ移行している。
そのため、短期的な業績悪化が株価を下押しする可能性はある。
しかし、バリュー株投資の醍醐味は、
その後の株価の大幅上昇をとりに行く可能性があることだ。
そのため、株価が2倍以上になるポテンシャルがなければ、
バリュー株への投資は見送ったほうがいい。

では、イオンはどうか。
リストラの進捗状況次第では、
2倍以上の株価上昇が見込めるポテンシャルがある。
また、すでに利益の1割を占める海外収益が伸びるのであれば、
今度はグロース株としても魅力が増してくる。
第一四半期決算が悪材料出尽くしとなれば、
今年以降の小売セクターで投資のコアになる企業だと考えている。


3.森ビル、上海に101階建てビル

(出所)2008年7月9日付日経産業新聞22面

 ●森ビルが中国で建設を進めてきた複合大型ビル
 ● 名前は「上海環球金融中心(ワールド・フィナンシャル・センター)」
 ●視線はすでに、タイ、シンガポール、ベトナムへ

先週金曜日から訪問した中国も、本日で帰国。
今週は、上海の金融センターを訪問、
大手証券会社のストラテジストや、上海に進出する日系企業の
現地法人トップの方々とのディスカッションを行った。
上海証券取引所の視察も行った。
これら企業群が立ち並ぶ上海の金融センターは、
中国の発展を象徴するものと言える。

中でもひときわ目立つ存在なのが、
森ビルが15年の歳月を経て完成にこぎつけた複合大型ビル
「上海環球金融中心(ワールド・フィナンシャル・センター)」。
1,250億円を投じた中国最高層ビルはいわば上海版六本木ヒルズだ。

2009年3月期は純利益こそ開業費の一括償却で
前年度比49%減の200億円に減少するが、
売上高は1.35倍の2,295億円、経常利益も1.43倍の340億円に拡大する。
上海環球金融中心の稼働率はオープン当初40%(オフィス部分)。
当初の予定通り「一年で90%稼働」となれば、利益率はさらに拡大する。

さらに、すでにシンガポールをはじめ、
タイや韓国から「上海に負けないヒルズをつくってほしい」
との要求が寄せられている。「いずれも拒否する理由はない」(森)。

日本の製造業の活動エリアがグローバル化する中
「サービス業である不動産業だけが国内にとどまっていていいわけはない」
が持論である森氏の言葉を、金融というサービス業に従事する私も
海外株も見ることで実践していきたいと思う。


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( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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木下晃伸(きのしたてるのぶ)
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