先週金曜日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -163.39 @17,568.53, NASDAQ -57.78
@5,088.63)。ドル円為替レートは123円台半ばの円安方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が219に対して、下落銘柄数は1,606となった。騰落レシオは100.52%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆2330億円。
欧州、米国、中国で先週発表された経済指標が弱かったため世界景気の減速が警戒され始めた。原油相場は3日続落し米国企業の収益悪化が懸念され米国株安となり、また、安全資産とされる円買い・円高を受けて、TOPIXも日経平均も続落した。TOPIXも日経平均も10日&25日移動平均線を再び割り込み、時の利は売り転換した。日本企業の業績見通しは良好なものが期待されているが、世界経済の減速懸念との綱引きが続きそうだ。
TOPIX
-18 @1,638
日経平均 -194円
@20,350円
33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、その他製品(2位)、化学(3位)、パルプ・紙(4位)、医薬品(5位)となった。