毎週、週初は一週間の見通しを書いているが、やはり相場見通しは難しい。
しかし自分なりのシナリオを持っておかないと付和雷同では儲かるものも儲からなくなる。柔軟な信念を持つと言ったら間違いかもしれないが、相場では柔軟さは必要。さて、今週は中国・ギリシャ問題は峠を越し、いよいよ企業業績の動向に注目が集まる時期に入る。2015年4-6月期の決算の発表が始まるからである。業績主体の相場展開で、指数的にはだいぶ回復してきており、更に上を買うには支援材料が必要だ。企業業績拡大期待を見込む買いと高値警戒感を嫌気する売りとの戦いの交錯相場となろう。
今日の一言:当たるも八卦、当たらぬも八卦。当たる当たらぬより、卦より新しき知恵を得たと思うなり。