なぜ中国の景気動向に注意が向いていないんだろう?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -27.80 @17,730.11, NASDAQ -3.91
@5,009.21)。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が577に対して、下落銘柄数は1,196となった。東証1部の売買代金は2兆1575億円。

下落銘柄数の方が多かったが、TOPIXも日経平均も小幅続伸した。ギリシャの7月5日の国民投票では財政緊縮策を受け入れるとの予想が大勢で、株価は下げそうで下げない。地政学的重要性を考慮すれば、EUがギリシャを突き放すことは考え難い。こういう見方も株価は織り込んでいるのだろう。他方、中国株はますます厳しくなっている。今日も上海総合指数が一時は7%まで急落した。日本経済にとって中国の景気動向はギリシャの債務問題の比ではないのだが。

TIOPIX +4
@1,652
日経平均 +17円
@20,540円

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、精密機器(2位)、その他金融(3位)、銀行(4位)、ゴム製品(5位)となった。


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