サンエー(3605)社長インサイダー取引で1200万円課徴金

ひさっちさん
ひさっちさん
以前日記でも触れたこの件ですが、証券取引等監視委員会はインサイダー取引に当たるとして、金融庁に1200万円の支払いをするよう金融庁に勧告しました。

ここの会社は野村證券と協議の上、増資前の社長保有の株の売却は全く問題なしと発表していました。

今回の証取監視委員会の行動はこれらの見解を完全に否定した形になります。

普通に考えても、これがインサイダーに当たらないとすれば何がインサイダーになるのか、首を傾げたくなります。
大型増資して株価が下がると考えるのは当たり前でしょうに。
しかも社長自らとは。

こういう株主を食い物にする行為はまったくもって許せません。
今後もびしびし摘発してほしいところですし、大手証券会社も反省してもらいたいところです。



増資公表前に株売却 勧告へ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015713631000.html

東京の大手アパレルメーカーの社長が増資を公表する前に自分の会社の株を売却したのはインサイダー取引にあたるとして、証券取引等監視委員会は、今週にも、およそ1200万円の課徴金の支払いを命じるよう金融庁に勧告する方針を決めました。

東京・渋谷の大手アパレルメーカー「サンエー・インターナショナル」は、おととし7月、事業の拡大に伴う増資を実施し、これによって大量の株が発行されたため、株価が大きく下がりました。関係者によりますと、増資が公表される前の4月ごろ、三宅正彦社長(73)が新株予約権を使って自分の会社の株を市場より安い価格で数千株購入し、すぐに売却して1000万円前後の利益を得ていたということです。証券取引等監視委員会は、増資によって株価が下がることを見越して売買したインサイダー取引にあたると判断し、今週にも、三宅社長に対しおよそ1200万円の課徴金の支払いを命じるよう金融庁に勧告する方針を決めました。これに対し、サンエー・インターナショナルは「当時、増資を行うにあたって、担当の証券会社と協議し『問題がない』という回答を得ており、インサイダー取引には該当しないと考えている」と反論しています。サンエー・インターナショナルは、「ナチュラルビューティー」など若い女性に人気のファッションブランドで業績を伸ばし、現在、海外も含めおよそ1200の店舗を展開しています。


サンエー社長インサイダー疑惑
野村「問題なし」回答 増資巡り
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080519mh06.htm
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
ぽち太郎さん


こんにちわ

まさに企業はトップで決まると思いますよ。

株主思いのトップか、はたまた自己中心のトップか。
たいてい後者が多いですけどね
yoc1234さん


こんにちわ

ほんと、いい加減にして欲しいとともに、野村自体がこれを擁護するなら、同罪で罰して欲しいものですな
そうですか。

完全といっても、どこかに穴は必ずありますね。理性の問題。上のyoc123さんがIRから日記で企業はトップで決まると書いていましたがまさにそういうことですね。

納得、納得。全部の企業ではないだろうけれどね。許せん!
yoc1234さん
またですね。

次から次へと出てきます。

好い加減にしてほしい。

野村にもペナルテイ1年ですね。
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