ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  

20437.48(+ 23.71)△0.12%


◎TOPIX  

1659.57(+  0.42)△0.03%

◎売買高概算   19億1395万株
◎売買代金概算   2兆0543億円
◎時価総額   595兆1008億円

◎値上り銘柄数  703  

◎(年初来)新高値 179
◎値下り銘柄数 1024  

◎(年初来)新安値   5
◎変わらず    157


◎騰落レシオ(25日)

105.49%(前日比0.98%上昇)

◎サイコロ(日経平均)11勝1敗 

○○○●○○○○○○○○ 91.7%

◎カイリ率(日経平均) 

25日線比+2.82% 

 75日線比+6.18%

◎為替  

(対 ド ル)122.58(前日比0.95円安)
     

(対ユーロ)133.59(前日比0.13円安)

◎出来高上位

1.東電   <9501>  

645円(+   21円)15024万株


 2.みずほ  <8411> 

250.0円(-  1.1円)10769万株


 3.新日鉄住金<5401> 

335.8円(+ 11.4円) 7602万株


 4.シャープ <6753>   

174円(+    1円) 5221万株


 5.三菱UFJ<8306> 

900.8円(-  4.6円) 4960万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>

18010円(+   80円) 1210億円


 2.東電   <9501>  

645円(+   21円)  946億円


 3.三菱UFJ<8306> 

900.8円(-  4.6円)  448億円


 4.トヨタ  <7203> 

8451円(-    8円)  377億円


 5.みずほ  <8411> 

250.0円(-  1.1円)  269億円


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り630万株 買い700万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が8日連続高、前日比23円(0.12%)高の2万0437円で取引終了です。2000年4月13日以来、約15年1ヶ月ぶりの高値水準となり、8日連続高は14年8月11~21日の9日連続高以来となります。

 昨晩のNY市場はメモリアルデーで休場でしたが、円相場が1ドル=121.70円台の円安水準で推移していることを好感して朝方から買いが先行。連日の上昇に対する警戒感から一時はマイナスに転じる場面もありましたが、下値では先高期待からの押し目買い意欲は旺盛。新日鉄、東京電力、三菱商事といった主力銘柄が上昇していることも買い安心感を誘い、小幅高ながら8日連続高で引けています。売買代金は概算2兆543億円、上海総合指数は97ポイント(2.0%)の大幅高で4910と5000ポイントが迫ってきました。

 尚、本日15:30過ぎに円相場が一段と円安に進行。一時1ドル=122.70円近辺と07年7月10日以来およそ7年10ヶ月ぶりの円安・ドル高水準となっています。米FRBのイエレン議長やフィッシャー副議長が相次いで年内利上げに向けて前向きな姿勢を示したことが背景にあります。

 業種別では、鉄鋼、空運、紙パ、石油、海運、倉庫などが高く、証券、銀行、医薬品、機械などが下げています。

 個別銘柄では、新日鉄住金が4日連続高で11.4円高の335.8円と値を飛ばし、2ヵ月半ぶりに年初来高値を更新。出来高も7600万株台に膨らんでいます。PERやPBRなど投資指標面で割安感が意識され、大口の買いが入っています。

 JFEも130.5円高の3015.5円、神戸製鋼も5円高の231円と値を上げ、業種別では鉄鋼セクターの値上がり率がトップです。

 三菱商事が4日連続高で19円高の2825円と値を上げて連日で年初来高値を更新。三井物産も18円高の1738円、伊藤忠も43.5円高の1729.5円といずれも年初来高値を更新です。やはりPERやPBR面から割安感が意識され、物色の矛先が向かっています。

 上場企業のディスクロージャー書類作成を手掛ける宝印刷が大幅高、150円高の1254円となっています。25日に関東財務局に提出された大量保有報告書で旧村上ファンド関係者が運営する投資ファンドのストラテジックキャピタルが発行済み株式の5.02%を保有していることが判明。物言う株主として知られており、株主還元の強化などへの思惑から買いが入っています。

 新日本建設が3日連続高で27円高の529円と値を上げ、連日で年初来高値を更新。昨日の引け後に15年3月期連結純利益が前期比43%増の50億円と発表。過去最高益となり、好感した買いが入っています。主力のマンション開発事業の利益率が改善し、倉庫や病院など建設事業の採算も向上しています。

 ドコモ等の通信網を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)の先駆けの日本通信が大幅高、60円高の487円となっています。6月1日付で上場市場を東証1部に変更すると発表。東証株価指数(TOPIX)に組み込まれることによる機関投資家などの新たな買い需要を期待した買いが入っています。今後はパソコンメーカーVAIOと共同開発したスマートフォン「VAIOフォン」の販売動向に注目が集まります。

 その他、パンでシェア4割と最大手の山崎製パンが107円高の2153円、業績好調のJALが155円高の4250円と昨年来高値更新、三菱商事とカタール発電事業を落札した東京電力が21円高の645円と値を飛ばして昨年来高値を更新しています。

 本日の新高値銘柄は、住友林、大和ハ、住友電設、東洋紡、帝人、王子紙、アース製薬、浜ゴム、新日鉄住金、明電舎、村田製作、三菱商、伊藤忠、三井物、山九、福山通、JAL、東電、ファーストリテイ・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A

(9202)ANA  345→  380円

[UBS証券]
 引上げ B→A

(9831)ヤマダ電機   480→  600円


 据置き   A

(6981)村田製作所  17,500→23,000円

[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A

(9075)福山通運   800→  900円


 据置き   A

(9076)セイノーHD  1,600→ 1,800円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A

(9437)NTTドコモ   2,500→ 2,450円


 据置き   A

(9984)ソフトバンク   9,070→ 9,100円

[野村証券]
 引上げ B→A

(5020)JX   490→  680円


 引下げ A→B

(5002)昭和シェル  1,370→ 1,180円

[SMBC日興証券]
 据置き   A

(1803)清水建設  1,030→ 1,150円


 据置き   A

(5929)三和HD  1,050→ 1,180円


 据置き   A

(6508)明電舎   510→  570円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A

(2181)テンプHD  4,700→ 5,000円

[みずほ証券]
 据置き   A

(8001)伊藤忠商事  1,600→ 2,050円


 据置き   A

(8002)丸紅  900→  850円


 据置き   A

(8031)三井物産  2,100→ 2,200円


 据置き   A

(8053)住友商事  1,500→ 1,620円


 据置き   A

(8058)三菱商事   3,000→ 3,300円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】様々な投資指標                       **
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 企業の状況や株価水準を判定する投資指標には様々なものがありますが、代表的なものとしてはPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、配当利回りなどがあります。

 最近はROEもよく知られるようになりましたが、ROEを含めていくつか
の投資指標をご紹介させていただきます。


【ROE】(%)(株主資本利益率)= 税引後利益÷株主資本×100

 税引後利益が株主資本の何%を占めているかを見る指標で、株主資本を有効活用して利益を上げているかどうかを判断します。



【ROA】(%)(総資本利益率)=純利益÷総資本×100

 税引後利益が総資本(株主資本+他人資本)の何%を占めているかを見る指標で、総資本を有効活用して利益を上げているかどうかを判断します。



【ROI】(%)(総資本経常利益率)=経常利益÷総資本×100

 経常利益が総資本の何%を占めているかを見る指標で、総資本を有効に活用して経常利益を上げているかどうかを判断します。



【キャッシュフロー・レシオ】(倍)=株価÷1株当たりキャッシュフロー

 株価が1株当たりキャッシュフローの何倍まで買われているかを見る指標で、株価の割高・割安を判断します。



【PSR】(倍)(株価売上高倍率)=株価÷1株当たり売上高

 株価が1株当たり売上高の何倍まで買われているかを見る指標で、株価の割高・割安を判断します。赤字会社の株価水準を判断する場合などに利用されます。



【R&Dレシオ】(倍)=株価÷1株当たり研究開発費

 株価が1株当たり研究開発費の何倍まで買われているかを見る指標で、株価の割高・割安を判断します。研究開発はその会社の将来の成長性を大きく左右するため、研究開発費が多い会社ほど成長性が高いと考えらます。ただし、業種によって偏りがあります。





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【4】本日の経済指標等の結果                   **
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◎4月の企業向けサービス価格指数

 前年同月比0.7%上昇  ※増税抜きベースで0.5%上昇

 4月からは増税の影響がほぼなくなるため、3月の3.1%上昇からは伸びが鈍化しています。尚、品目別では、外国人観光客の増加などを背景に宿泊サービスの上昇幅が3月から拡大しています。



◎4月の白物家電の国内出荷実績

 前年同月比8.4%減   ※7カ月連続で前年割れ

 比較対象の昨年4月はすでに増税後で、駆け込み需要の時期は過ぎていますが、受注残があった反動が出ているとのこと。ルームエアコンが15.0%減、冷蔵庫が21.4%減、洗濯機が11.9%減などとなっています。




 今日は東京都心で最高気温が30度まで上がり、今年初めての真夏日を記録しました。5月に入ってから好天続きのため、夏物衣料やビールなども含め夏商材の売れ行きは好調なはずです。

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