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素人のマーケットメモ⑲

素人のひとりごと日記です。

(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


素人のマーケットメモ⑲


○ネイサンの逆売り200周年


1815年6月18日


ナポレオンがウエリントン公率いるイギリス・オランダ連合軍と対戦した
ワーテルローの戦いからちょうど200年が経過しました。
そして、1815年6月20日に、かの有名なネイサンの逆売りがあった。
投資家にとっては重要な日になります。


ワーテルローの戦いで、ネイサンは1日で資産を2,500倍にしたと言われています。


ネイサンの逆売り逆買いは、現在でも大物ヘッジファンドの得意技となっています。


先週も6月18日のユーロ圏財務相会合の結果、ギリシャ問題の話し合いが進展
しなかったので、株は売られるはずです。


しかし、翌日19日の日本株は意外高しました。


需給面からも短期的に日本株は買われやすかったこともありますが
ネイサンの逆売りのきっかけとなったワーテルローの戦い200周年を記念して
大物ヘッジファンドが仕掛けたかもしれません。


○ギリシャ問題


何度も書いたので、飽きてきました。(~_~;)


ギリシャデフォルトの可能性はあると思いますが、どちらにしても
問題を先送りしないで、結果を出してほしいと思います。
どの程度株価に織り込まれているのか、わかりません。


どうなるかわかりませんが、ネイサン・ロスチャイルドの逆売りが
ギリシャという道具を使い再現されるのか注目したい。


○ギリシャCDS


3,842ベーシス


いつデフォルトしてもおかしくない水準です。


6月20日の日経新聞記事にも信用リスクについての記事が記載されていました。


CDS市場のことを「炭鉱のカナリア」と説明されています。
(以前この日記にも書きました。)


日経新聞の記事にもあるように、CDS指数が日米欧で上昇しているので
警戒してもよいと思います。


『歴史的な高値圏にある日米などの株式市場も、ここにきてやや上値が重たくなってきた。
ギリシャや中国を巡ってCDS市場が発する「警告」に、少しだけ耳を傾ける時期が来ている

かもしれない。』


(日経新聞より引用)


○裁定買い残


6月5日⇒37,640億円

6月12日⇒29,262億円(-8,378億円)


直近のデータでは、少し整理されている。


○海外投資家と個人投資家


これも直近のデータを見ると


海外投資家


6月5日⇒403億円 買い越し
6月12日⇒1,726億円 売り越しに転換


個人投資家


6月5日⇒927億円 買い越し
6月12日⇒1,989億円 大幅買い越し


何度も日記に書いた


大手投資銀行のリサーチ部門につとめる女性社員から聞いた言葉


「個人はカモよ~」
「カモにならないように勉強しなきゃダメなのよ~」


(この言葉の意味が理解できれば投資のヒントになります。)


外国人が売って、個人が買っているので、注意する必要があります。


次のデータでも外国人が大幅売り越して個人が大幅買い越していれば
さらに注意する必要があるでしょう。


反対に、外国人が大幅買い越しに転換して、個人が大幅売り越していれば
日本株は上昇する確率が高いかもしれません。


どちらでもない、微妙な数字であれば、参考にならなくなります。


○信用取引の評価損益率


6月12日⇒-6.18%


これだけ日本株が上昇しているのに、マイナスになっています。
個人投資家の場合、利益が出れば早く反対売買し、損失が出ている場合は
損切りできないで、損失を大きくする傾向があるので、ここは普通マイナスになります。


個人の場合、信用買いの方が多いので、株価が上昇すれば、マイナスが少なくなり
上手くいけば、プラスになることもあります。
プラスになった場合は、株価はいったん天井をつけることが多い。


-6.18%なので、微妙な数字です。


信用の売り残が減っているので注意したい。
個人が信用でたくさん売っている方が株価は上昇しやすい。


まだたくさん信用の売り残があるので、株価は何かのきっかけで大きく下落することが
あっても反転上昇する可能性が高い。


以前推奨した銘柄2つを見ると
(6月12日)


三菱電機(6503)


信用買い残:1,469,000株(前週比 -90,000株)
信用売り残:1,364,000株(前週比 +60,000株)


貸借倍率:1.08倍


住友化学(4005)


信用買い残:2,628,000株(前週比 +338,000株)
信用売り残:2,101,000株(前週比 -59,000株)


貸借倍率:1.25倍


ともにまだ、たくさん空売りが入っている。


信用売り残が多ければ、株価を下支えしてくれる役割を果たしてくれるでしょう。

個人の信用の買いが増えて、信用の売りが減ってくれば、要注意になります。


○長期投資家


少なくとも、わたしの知っている実績のある長期投資家は、日本株については
株価の調整待ちの人が多い。
キャッシュをMRFに待機させてチャンスを待っている。


しかし、ギリシャ問題や中国株バブルなどの海外リスク要因の見通しがたてば
日本株の株価水準が今よりも高くても買うかもしれないと言っている人もいました。

どうなるでしょうか?


・・・


官製相場は続いているので、安くなったら日本株を買いたい海外投資家はいると思います。
海外要因で株価が下がることがあれば、もしかすると買いのチャンスかもしれません。
そのまま下落トレンドに入る可能性は低いと思います。


もちろんどうなるかわかりません。

(ギリシャがデフォルトするかどうかも政治的な問題なのでどうなるかわかりません。)


海外要因に不透明な部分が多いので、引き続き、リスク管理をしっかりして
安全運転で投資したいと思います。


・・・


このところ短期的視点での日記を書くことが多くなっています。

長期投資家が短期的な予想をすると当たりませんね。(-_-;)


今度機会あれば、長期投資の対象となるワールドアンティークコイン投資について

書きたいと思います。


アンティークコイン投資をしっかり勉強して、欧米のアンティーク金貨のいいモノを

安く買えば、将来価格上昇する確率は高いです。


初心者ならば、たとえば

イギリスのビクトリア ヤングヘッド 1ソブリン金貨(王冠を戴く盾に描かれた紋章)

MS63クラスの状態のよいもので、今なら12~14万円で買えればよいかもしれません。

(できれば発行枚数の少ない方がよい。あくまでも一般的な例で何を買うかは個人の好みです。)

(信頼できるコインディーラーから購入する)


将来価格は上昇するかもしれません。


長期的な予想は当たると思います。




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