〇本間宗久翁秘録を讀む。・・・・・「米商ゐは、軍術とおなじ。凡そ数万人商ゐするもの、法立と云ふことなし。」(三略六韜タトゑの事)。
現代語訳・相場は、軍術とおなじなのですが、商いをする人は、数万人もいるのに、戦術をたてることをしないのです。
う~ん、三略六韜ってなんだ?そのあとの記述にも、まるで附いていけませぬ。
「七月甲(きのえ)に廻り、三年塞がり、是即ち八陣なり。」
まるで易経の爻辞のやふだ。
ただkey wordは、法立(ほうだて)。戦術をたてる。
これなしでトレードするとなると、慾望および恐怖にもとずくトレードになりますよ。
〇ドル円・・・・・・イエレン小母さまは、利上げ時期を明言されなかった。といっても、もうFOMC会合は、9月と12月の2回だけ。イエレン小母さまの穏やかな中産階級的なお顔を拝しますに、利上げは、ちょっぴりと2回小分けなのでは、なからふか。
〇ユーロドル・・・・希臘情勢は、極東外野席では、わかりかねまする。希臘は、デフォルトするのかしないのか。しても、EUには残るとか。
〇ETF,株・・・・・今週は、様子見。希臘が片付いてから、トレードしたほうが良ひとおもふ。
〇近況・・・・・・最近、青春時代の追憶にふけることおおし。青春の後悔regret。ま。こればっかり は、過去をふりかえれば、いたしかたないかも。ギリシャ神話にも古事記にも、黄泉の國から、現世にもどる途中で、あとを振り返り、塩の柱になる話がある。おもいださなひといふことよ。
「忘れねばこそ、思ひ出さずさふらふ。」