上げたかと思えば、また下がる。欲が深いと上げで儲け、下げで儲け往復分儲けられたのにと悟る。しかし、裏を返せば、上げで踏まれ、下げで投げさせられていたかもしれぬと迷う。悟りと迷いはつきもののようだ。陰と陽、それぞれの力が働きロウソク足が形成され、そして、何本か集まるとトレンドが形成されていく。乱高下はまだまだ続きそうであるが、売りでも、買でも儲けようなどという欲張った考え方を棄て、どちらか一方の目で相場はみたいものである。買い目か。
今日の一言:悟ったと思っては迷い、迷っては悟る。きりなしと諦観して行け。