日本の株式相場は楽観的過ぎるのでは?

優利加さん
優利加さん

ギリシャの債務問題の交渉が行き詰っていることを背景に、先週金曜日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA-140.53 @17,898.84, NASDAQ
-31.41
@5,051.10)。ドル円為替レートは123円台半ばへやや円安方向へ動いた。本日の日本株全般は大きく下げた始まったものの切り返して下げ幅を縮めた。東証1部では、上昇銘柄数が815に対して、下落銘柄数は923となった。騰落レシオは110.90%。東証1部の売買代金は2兆100億円。

米国株の大幅安にもかかわらず、TOPIXはほぼ変わらず、日経平均はわずかに下げただけだった。以前から何度も指摘しているが、世界の株式相場は、特に日本株はギリシャの債務問題をほとんど材料視して来なかった。交渉期限がギリギリまで迫ってきてやっと欧米の株式相場がこの問題を織り込み始めたようだが、日本株は少し楽観的過ぎないだろうか。私は半身の構えで6月30日通過を見届けたい。

TOPIX
±0 @1,652
日経平均 -19円
@20,388円

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ・紙(2位)、石油・石炭(3位)、ガラス・土石(4位)、証券(5位)となった。


2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
優利加さん

5頭の鯨を当てにした官製相場気味ではないかと感じています。とは言っても、上げる限りはついていくしかないですが。

gaspさん
初めまして。

日本市場は楽観的すぎる。
これに同意します。

やはり、日銀のETF買いやGPIFなどの影響もあるかもしれませんね。
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