韓国ではMERS感染が止まらず4次感染者の増加が続く。患者を搬送した救急車の隊員が感染。死者は14人に増加。休校は2900を超える。どうにも止まらないMERS。
一方アフリカではエボラ出血熱の患者が再び増加に転じ、恐怖のウィルスが人類に戦いを挑んでいるようだ。
エボラ出血熱が流行する西アフリカのギニアとシエラレオネで、減少していた新規感染者が再び増加の兆しを見せ始めた。韓国で感染が広がる中東呼吸器症候群(MERS)に国際社会の関心が向かう中、世界保健機関(WHO)はエボラ熱の再燃にも警戒を強めている。
WHOの10日の報告書によると、ギニアとシエラレオネでは4月以降、エボラ熱の新規感染者が減少傾向を示していたが、5月下旬から再び増加に転じた。同月24日までの1週間の新規感染者は2カ国で計12人。しかし31日までは25人、6月7日までは31人と、連続して増えている。
特にシエラレオネでは、7日までの1週間の新規感染者(15人)が週間の新感染者としては3月下旬以降で最多を記録した。また、2カ国とも依然として感染地域が広がっているという。