産経新聞 6月12日(金)19時27分配信
【ソウル=名村隆寛】韓国南西部の全羅北道(チョルラプクド)で12日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスへの感染による女性 感染者(72)の死亡が確認された。
聯合ニュースによると、父親が感染し自宅隔離されていたという10歳未満の小学生の女児=京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市=に陽性反応が出た。初の病院外での4次感染となる可能性がある。
死亡女性は5月14日から8日間、最初の感染者がいた京畿道平沢(ピョンテク)市の平沢聖母病院に入院。今月6日に感染が確認され、全羅北道の病院で治療を受けていた。
保健福祉省は12日、感染者が新たに4人確認されたと発表した。感染者は死亡者11人を含む126人。