昨日の米国株はわずかに下げた(DJIA -2.51 @17,764.04, NASDAQ -7.76
@5,013.87)。ドル円為替レートは122円台半ばまで円高に揺り戻された。本日の日本株全般は続落する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が640に対して、下落銘柄数は1,066となった。騰落レシオは110.32%。東証1部の売買代金は2兆9411億円。
黒田東彦日銀総裁が円相場に言及した(「かなりの円安になっていることは事実」、「実質実効為替レートがここまで来ているということはここからさらに実質実効為替レートが円安に振れることはありそうにない」)ことをきっかけに円高方向へ大きく動いた。これを嫌気してTOPIXも日経平均も続落した。どちらも25日移動平均線を割り込んだ。もし、明日も続落するようなら、日経平均は20,000円を割り込みそうだ。昨年10月17日を起点とす上昇トレンドラインも割り込みつつある。
TOPIX
-6 @1,628
日経平均 -50円
@20,046円
33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、陸運(2位)、空運(3位)、倉庫・運輸(4位)、繊維(5位、となり、原油価格が上昇した子をと背景に下落率上位3位は陸海空の輸送業が並んだ。