Record China 6月5日(金)22時11分配信
2015年6月4日、巨額の詐欺事件に絡み、韓国へ逃亡していた中国人の男が、現地で感染拡大を強める中東呼吸器症候群(MERS)に恐れをなして帰国し、自首した。中国メディア・東方ネットが伝えた。
男は2011年から2012年にかけて、中国東北部の遼寧省大連市で巨額の被害額を生んだ詐欺事件に関与した。2012年2月、逮捕をおそれて韓国へ渡航。3年にわたる逃亡生活を送っていたが、このところ現地でMERS感染が拡大しており、不安な生活を余儀なくされた男は今度は母国へ逃げ帰ることとなった。
4日午後、大連の空港に到着した男はそのまま大連当局に自首し、拘束された。関与した事件について詳細を調査中だという。