消費者庁が行った電話勧誘と訪問販売についての意識調査結果で、『全く受けたくない』と、九分九厘の消費者が嫌気を抱いている電話勧誘(96.4%) と訪問販売(96.2%)
そして『原則禁止』の要求は、訪問販売(72.6%)、電話勧誘(71.4%)とも7割強で、消費者の拒絶反応は鮮明だとつくづく思う
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H5O_T10C15A5CR8000/?n_cid=TPRN0003
訪問販売の時間帯(午後9時~午前8時)や、長時間の勧誘などに接触する特定商取引法に、『増加する女性の社会進出で低下する在宅率』を踏まえ、逆風が吹き荒れる業界(訪問販売)は時代に沿わず縮小の一途をたどり、また一向に減らない悪質な訪問販売業者により多発する被害もあり、『規制(特定商取引法)は一段と強化される方向に進むのは確実』だと思う
今後は益々機能(営利活動)しにくくなる個人向け販路(電話勧誘、訪問販売)に活路は見出せず、従来の訪問販売からエステサロンを併用した誘客型の店舗販売(ポーラ ザ ビューティ)に軸足を置き、業績が拡大した化粧品メーカーのポーラ・オルビスホールディングス(銘柄 4927)のような変革(事業形態)が早急に求められてくると思う
『来年の通常国会で特定商取引法が強化(改正)される可能性も取り沙汰されており』、個人に対して訪問・電話営業を生業している企業の戦略にも影響を与えてくると思う