映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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雇用統計を好感か

週末5月8日の日経平均は19379.19(+87.20)と反発したが、上髭を引いており、雲の上に乗っている形で、基準線転換線の下、パラボリックは下向き。ただしMACDは-133と底に近く、RSIも31と売られすぎ水準に接近しており、日足では底をいれる可能性がでてきている。一方週足は転換線19414をわずかに切ってきており、パラボリックは下向きに転換。週足RSIもまだ57(9),70(14)と高く、このまま転換線を大きくきってきて中期的な調整になるとすれば日柄が必要だと思われる。


注目のアメリカの雇用統計は22万3千とほぼ予想どおりだったが、3月の雇用者数は8万5千に下方修正。ダウは雇用統計を受けて267ドルと大きく上げてきている。一方ドル円相場の方は基準線119.62を回復したものの上下に長いひげを出して雲の中にとどまっている。ドル円のMACDをみると0ラインを回復しそうになっており、ドル高円安へ反転する動きになりそうな気配だが、まだ明確ではない。


雇用統計を受けて市場がアメリカの利上げの時期がはやまるとみれば、ドル高円安への動きを見越して、日本の株式市場も底入れ反転する可能性があるだろう。シカゴの日経平均先物は19700あたりまで戻してきており、東京でも19590の基準線を安定的に奪還できるかどうかがまず焦点になりそうだ。だが雇用統計は予想を超えるような強さではなかったという意見も強く、この材料だけでどこまで上値を追えるかはやや不分明だ。


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