日米欧問わず、世界的に上場企業の決算が集中している時期(5月)に、『ヘッジファンドの換金売りが始まり』、これがSell in May(5月に売り,相場から離れろ!)の要因と言われ、調整色が強くなる5月の株式市場
ヘッジファンドの換金売りだが、多くのヘッジファンドには45日ルールが設定されており、『解約の場合は四半期末(決算)の45日前までに告知を行う』
ヘッジファンドの四半期末(決算)は、世界的な上場企業の四半期末(決算)と重なる場面が多く、この解約申請が換金売り(ヘッジファンド)になり、2月、5月、8月、11月が売り圧力を増し易い時期だ
ジャネット・イエレンFRB議長が、株価は割高と警鐘を鳴らし、世界経済を牽引している大国アメリカと中国の経済指標の軟弱さが続く中で、5月は少し警戒(株式市場)していても損はないとは感じる
ただ、期待ハズレの経済指標が発表される度に、政策期待(金融緩和など)の思惑で、意外と底堅く株価が推移する様な予感もするが・・・