昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -74.61 @18,035.53, NASDQQ -31.78
@5,023.64)。ドル円為替レートは118円台半ばの円高方向へ動いた。昨夜発表された1-3月期の米国GDPが市場予想の+1.0%を大きく下回り+0.2%となった。日銀の金融政策決定会合は予想通り現状維持を決定した。本日の日本株全般は大きく下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が337に対して、下落銘柄数は1,467となった。騰落レシオは91.98%へ低下した。東証1部の売買代金は3兆4727億円へ大きく膨らんだ。
米国株安及び米国景気減速懸念、円高を受けて、TOPIXも日経平均も長大陰線で大きく反落した。日経平均で200円程度は下げるだろうと見ていたが、予想をはるかに超えて下げた。連休前の手仕舞い売りも混じっているだろうが、売買代金が急増したところを見ると狼狽売りが多かったのではないだろうか。日経平均ベースで予想EPS1,100円程度に対してPER18倍超まで買い上がったわけだから当面は目いっぱい上げていたと考えられる。今日現在では、昨年10月17日を起点とする上昇トレンドラインを辛うじて割り込んでいないが、もし、明日も続落するようだと、このラインを割り込んでしまい、潮目が変わる可能性が高くなる。さて、どう動くか?♪♪♪
TOPIX
-35 @1,593
日経平均 -539円
@19,520円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、情報・通信(1位)、精密機器(2位)、食料品(3位)、化学(4位)、保険(5位)となった。