中国の空売り規制を警戒して、先週金曜日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -279.47 @17,826.30, NASDAQ -75.98
@4,931.81)。ドル円為替レートは118円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。とうしょう1部では、上昇銘柄数が398に対して、下落銘柄数は1,374となった。騰落レシオは94.28%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3350億円。
米国株の大幅安を受けて、TOPIXも日経平均も大きく下げて始まったが、すぐに切り返し初めて陽線で終えた。ザラ場では25日移動平均線を割り込んだが、終値では持ちこたえた。昨年10月17日を起点とする上昇トレンドラインはまだ崩れていない。しかし、日経平均が2万円を超えて上昇するためには、予想EPSが現在の1,100程度からさらに上昇するか、期待成長率が現在織り込まれている2%程度からさらに高まる必要がある。5月連休明け以後に明らかになってくる業績見通しに注目している。
TOPIX
-6 @1,583
日経平均 -18円
@19,634円
33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、金属製品(2位)、証券(3位)、その他金融(4位)、ガラス・土石(5位)となった。