ダメ 赤字
4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。
15年11月期第1四半期(14年12月-15年2月)の連結経常損益は
4.3億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
併せて、12-5月期(上期)の同損益を従来予想の
2.5億円の黒字→2億円の赤字(前年同期は5.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
上期業績の悪化に伴い、通期の同損益を従来予想の
8億円の黒字→3.5億円の黒字(前期は11.6億円の赤字)に56.3%下方修正した。
同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.8%→-6.1%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(連結) 当第1四半期の業績は、繊維機械事業におきましては市場環境の改善が見られましたものの、主力市場であります中国市場の落ち込み等から売上高、損益ともに当初予想を下回りました。
また、工作機械関連事業では、工作機械業界の回復に伴いNC円テーブルの受注が回復してまいりましたが、
自動車業界で春以降の新たな生産システム構築の実行を控えて一時的な停滞が見られましたことから、当初期待した伸びには至りませんでした。
一方、第2四半期以降につきましては、繊維機械事業ではエアジェットルームを中心に中国やインドなどの市場で需要が回復すると見込んでおります。
工作機械関連事業では、自動車業界の設備投資の本格化が見込まれますことから、堅調に推移すると予想しております。
このため、全体では概ね当初予想した水準を維持できると考えております。
このような状況から、第2四半期(累計)連結業績予想に関しましては、第1四半期の落ち込み分を反映し、誠に遺憾ながら、売上高17,600百万円、営業損失200百万円、経常損失200百万円、四半期純損失200百万円に下方修正いたします。
また、通期の業績につきましても同様に、売上高40,100百万円、営業利益350百万円、経常利益350百万円、当期純利益300百万円に下方修正いたします。