日経平均2万円目前で足踏み

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場はかなりの続伸となった(DJIA +98.92 @18,057.65, NASDAQ +21.41
@4,995.98)。しかし、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が731に対して、下落銘柄数は1,000となった。騰落レシオは107.76%。東証1部の売買代金は2兆1398億円。

米国株の続伸にもかかわらず、TOPIXも日経平均も僅かに下げた。先週金曜日に日経平均2万円という大台を一時的にせよ達成したという目標達成感が支配的になっているようだ。十分上げたからとりあえず利益確定しておこうという意識だ。外国人が上値追いで買い上がり、下がればGPIFや日銀が買うという構図で上げてきたが、今期の業績見通しがはっきりしない5月の連休明けまでは上値追いで買い上がるのは躊躇うのではないだろうか?しかし、下がれば買い支えられるので、そう大きくは調整しないだろう。そうこうしているうちに日柄の一つの限界である6ヶ月がやってくる。PER17.6倍というのはバリュエーション的には十分上げたと見ているが、それでも個別銘柄ではまだ上げるのは少なからずあると思うが。

TOPIX
-3 @1,586
日経平均 -2円
@19,905円

33業種中17業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、電気・ガス(2位)、陸運(3位)、水産・農林(4位)、食品(5位)となった。


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