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オルタナティブ投資
オルタナティブ投資について、
投資をされている人は、知っていると思います。
ちょっと教科書的に、適当に書いてみます。
オルタナティブは、
○プライベート・エクイティ
○REIT
○ヘッジファンド
におおきくわかれます。
プライベート・エクイティは、
ご存知の通り、上場前の会社に投資すること。
REITは、金融機関で販売されています。
これは、実に複雑な商品です。
関連法律だけでも、5,000本はゆうにある。
REITに加入されている投資家は、
相当勉強されていると思う。
あとヘッジファンド。
こんなものむずかしすぎて、さっぱりわかりません
(~_~;)
簡単に書いてしまえば、絶対収益を追求する手法
●裁定運用戦略
債券・為替などで、サヤを、チマチマとる手法。
通称:くず集め戦略
廃棄された、携帯電話を集めて、
金を取り出しているイメージ。
●株式ヘッジ戦略
インデックスを売る/いい株を買う
その逆もある
昨年アメリカでは、
金融関連株売り/資源関連株買いで
楽勝だったらしい。
●株式ロング&ショート
伝統的手法。よく知っているひとは、
「ふん」と思われるでしょう。
ヘッジファンドで一番多い。
いいものを買い
悪いものを売り
日本株は特殊で
中小型株買い
大型株売り
のポジションを多くとっていた。
いわゆるサブプライム問題で、そのポジションをしめた。
そうすると、逆のことがおきる
●ディレクショナル戦略
どっちかの方向で勝負する。
有名な話では、ジョージ・ソロスVSイングランド銀行がある
当時、ヘッジファンドのジョージ・ソロスは、
ポンドは高いと判断。
ポンド売りまくり。
イングランド銀行は、必死でポンドを買いささえる
(>_<)
しかし、最後には、資金がつきて、
ジョージ・ソロスが勝った。
●マネージド・フューチャーズ戦略
通称:CTA
コモディティ・トレーディング・アドバイザーの略
標準偏差が大きいと儲かる
ここが、今、元気一杯。
ほかに、元気があるのが、
空売り筋とグローバル・マクロでしょう。
ヘッジファンドには、ほかにも
債券裁定
ワラント社債裁定
株式市場中立
イベント・ドブリン
新興国市場
マルチ戦略
とか、いろいろあります。
長くなるので、おしまいです。
(^^ゞ
オルタナティブ投資でした。
くわしく知りたい方は、
証券会社の担当者に聞きましょう。
おしまいです。
余談
3月中旬から6月中旬まで日本株が戻った理由
結果論なので、後講釈できます。
おおきく3つ
1.空売り筋の買戻し
空売り筋のヘッジファンドに、
自己資本の毀損している
金融機関から
お金返してちょうだい
(^^ゞ
といわれたことに加え、
ベア・スターンズの救済措置(TSLF)があったので、
深入りしている空売りのポジションを閉じた。
なんてことない、いままでの日本株の買いの主力は、
空売りの買戻しだった。
だから、銀行株や不動産株の戻りが、よかった。
空売りは、買い戻したら終わり。
それどころか、
また、空売りをいれているらしい。
2.ロボットのエラー
おおくの投資ファンド(主にヘッジファンド)のロボットは
ゴルディロックス経済を前提にプログラムがくまれている。
しかし、スタグフレーションの兆候がでてきたので、
株と債券が同時に下落することが、起きている。
そこで、ロボットは、故障して、
ポジションをしめろ!!
と暴れだした。
引けの20~30分前に株価が大きく変動することが、
あったのは、そういうことです。
3.ヨーロッパの年金基金の買い
高値づかみが得意なヨーロッパの年金基金は、
相対利益をとりにいっている。
理由は、ともあれ日本株が上昇していたので、
日本株を大量に買ってきた。
何を買ってよいかわからないので、
TOPIXコア30銘柄を買ってきた。
TOPIXコア30のパーフォーマンスがよかったことは、
チャートを見れば一目瞭然。
この一目瞭然のことが、わからないのが、
おおくの市場関係者です。
少なくとも今のところ
アメリカの住宅問題は、何ら解決していません。
OFHEO指数を見れば、すぐわかります。
米国の平均住宅価格指数は、下がりっぱなし。
世界の政策当局・金融当局の叡智に期待したい。
おしまいです。
繰り返して、恐縮ですが、あまり余裕時間がないので、
コメントには、お返事していません。
くわしくは、証券会社にお問い合わせください。
1件のコメントがあります
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melehulaまーちゃんさん2008/7/1 18:30大変参考になっております。この5.6月で大きくマイナスの世界にはまってしまいました。含み益が出た翌日は、ストップロスに引っかかって、損で終わるの繰り返しで、かなり参っています。
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